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久留米シティプラザキッズプログラム2023

『さいごの1つ前』

このイベントは終了しました

“わたしたち、これからどこに行くの?”
天国と地獄の分かれ道で、なくした記憶を探すおしばい。
 
 
人間にとって「記憶」や「思い出」が持つ意味や価値とは何か。 生きること、死ぬこととはどういうことで、善・悪とは何なのか。 ユーモアと優しさあふれるセリフとともに描きます。
 

 \ 批評文をご執筆いただきました /
『さいごの1つ前』 批評文 vol.1(文:吉栁 佳代子) up!!

『さいごの1つ前』 批評文 vol.2(文:柴山 麻妃) up!!

 
『さいごの1つ前』
(2022年 KAAT神奈川芸術劇場) 撮影:宮川舞子
 
松井周 × 白石加代子の世界

作・演出は、人間の複雑さや曖昧さを独自の世界観で舞台上に表出させる作風で現代演劇界をけん引する劇作家・演出家の松井周。
主演は、朗読劇「百物語」をはじめ数々の舞台・映画・ドラマで強い存在感を放つ俳優・白石加代子。彼女の変幻自在な演技に触れていただけるのも醍醐味です。
2022年に初演され、こどももおとなも観劇後それぞれに思いや考えを巡らせることができたと、幅広い年齢層の方から高い評価を得ました。今年は再演ツアーとして全国6 か所を巡り、九州では唯一、久留米で上演します。

こどもたち、観客と、“ともに”創り上げる舞台

観客の皆さんにヒントをもらって物語が進むなど、舞台と客席が一体になるような演出も本作の特徴のひとつです。久留米だけの『さいごの1つ前』を、一緒に創り上げましょう。

『さいごの1つ前』

開催日時・場所

2023年8月13日(日)
久留米シティプラザ
久留米座

公演内容
 
  日程
 
2023年8月13日(日)  13:30 開演(13:00 開場)
 
< 上演時間:1時間25分予定 >
 
 
  料金 【全席指定/税込】
 
おとな:2,000円  
こども(中学生以下):1,000円  
おとな・こどもペア券:2,500円
 
※3歳以下のご入場はご遠慮ください。
託児サービス有、詳細はこちら(定員有/無料/要事前予約 TEL 0942-36-3000)
※車椅子でご来場の方は事前に久留米シティプラザまでお問い合わせください。
※「おとな・こどもペア券」は前売りのみとなります。
 
当日券について 下記の通り販売いたします
 
[販売開始日時] 
8月13日(日) 12:30~
※開演の1時間前から
 
[販売場所] 久留米座 受付
 
[販売枚数] ごくわずか
 
[料金] おとな:2,000円、
こども(中学生以下):1,000円
[枚数] お1人さま 4枚まで

※前売券料金と同じ
※お得な「おとな・こどもペア券」は前売りのみの販売です。ご希望の方は12日までにお買い求めください。
※当日券は席をお選びいただけません。
 
 
 
  スタッフ・キャスト
 
作・演出:松井周
出演:白石加代子、久保井研、薬丸翔、湯川ひな
美術・衣裳:長峰麻貴
照明:鳥海咲
音響:徳久礼子
ヘアメイク:谷口ユリエ
舞台監督:横沢紅太郎
 
 
松井周さん(作・演出)コメント
今回、『さいごの1つ前』という作品を上演します。
これは去年の夏休みに、白石さんが今まで演じたことのない役を演じ、こどもたちと一緒に何かを創れるような作品をやってみたいという想いから生まれました。コロナ禍でできることは限られましたが、こどもたちと一緒に創っていくシーンを考えたりと、こどもたちと一緒に楽しめる、遊べる作品を創りました。
今年も「遊べる作品」にしたいと思っています。
久留米のこどもたちが、もしかしたら楽しそうな地獄や、窮屈そうな天国に思いを馳せていただけるような、劇場に来てくださった方との間で生まれることをできる限り採り入れた、楽しい作品にしたいと思います。
 
 
  あらすじ
 
 
ここは天国と地獄の分かれ道。カオルはそこで忘れ物をして困っています。
天国に行くには「生きていた頃の記憶」がいるらしく…カオルの忘れ物はその記憶です。
集まった人間たちはカオルのためにあれこれ考えますが、そこに怪しいだれかが現れて…
カオルは無事天国へ旅立つことができるのでしょうか?
 
 
 プロフィール
 
松井 周[まつい しゅう]
松井 周[まつい しゅう]
1972年生まれ、東京都出身。1996年劇団「青年団」に俳優として入団、2007年に劇団サンプルを結成。作家・演出家としての活動を本格化させる。2011年『自慢の息子』で第55回岸田國士戯曲賞を受賞。2016年『離陸』で2016Kuandu Arts Festival(台湾)に、2018年『自慢の息子』でフェスティバル・ドートンヌ・パリ(仏)に参加した。主な脚本提供として2011年さいたまゴールド・シアター『聖地』、2014年新国立劇場『十九歳のジェイコブ』、2016年KAAT 神奈川芸術劇場『ルーツ』、2020年ホリプロ『てにあまる』など。近作ではKAAT 神奈川芸術劇場プロデュース『ビビを見た!』の上演台本・演出、inseparable『変半身(かわりみ)』の原案・脚本・演出、彩の国さいたま芸術劇場ジャンル・クロスII 近藤良平×松井周『導かれるように間違う』など。2023年6月「松井周の標本室×三重県文化会館『なりかわり標本会議』」、10月に北九州芸術劇場クリエイション・シリーズ「新作(タイトル未定)」が控える。
 
白石 加代子[しらいし かよこ]
白石 加代子[しらいし かよこ]
1941年生まれ、東京都出身。1967年に早稲田小劇場(現SCOT)へ入団後、鈴木忠志氏演出の『劇的なるものをめぐってII』、『トロイアの女』などで世界80都市を巡演し、ピーター・ブルックに『火を噴くドラゴン』と称賛される。1989年にSCOT退団後は、蜷川幸雄氏演出作品に多く出演し、映画やTVなどでも幅広く活躍。1992年からスタートした鴨下信一氏演出による「百物語」の公演はライフワークとなっている。
【Instagram】白石加代子(@shiraishi_kayoko)
 
久保井 研[くぼい けん]
久保井 研[くぼい けん]
1962年生まれ、福岡県出身。1989年に劇団唐組入団。1990年『透明人間』で演出助手を務め、1997年の再演では初めて演出を担当。2012年より座長代行として唐組全作品の演出を務め、俳優として主演も務める劇団の顔である。外部演出では2010年『少女仮面』、2021年『受付』(作:別役実)などがある。また庭劇団ペニノやサンプルなど他劇団への出演、2017年『夜空はいつも再高密度の青色だ』(監督:石井裕也)の映画出演など、演出家、俳優として幅広く活躍している。
 
薬丸 翔[やくまる しょう]
薬丸 翔[やくまる しょう]
1990年生まれ、東京都出身。2005年デビュー。2006年、映画『炬燵猫』(監督:小川王子)で映画初出演、以後、舞台・映画・ドラマと活躍の幅を広げている。近年の主な舞台出演作に、2022年『A LA MARGE 外の道』パリ公演(演出:前川知大)、『さいごの1つ前』(演出:松井周)、『ひび割れの鼓動-hidden world code-』(演出:平原慎太郎)、2021年『外の道』(演出:前川知大)、2019年『獣の柱』(演出:前川知大)、映画出演作に、2021年『聖地X』(監督:入江悠)、2019年『ユンヒヘ』(監督:イム・デヒョン)、ドラマ出演作に、2022年『昭和歌謡ミュージカル また逢う日まで』、2020年『微笑む人』などがある。
 
湯川 ひな[ゆかわ ひな]
湯川 ひな[ゆかわ ひな]
2001年生まれ、東京都出身。2014年TVCM『ミサワホーム』でデビュー。2015年公開の映画『あえかなる部屋-内藤礼と、光たち』で映画初出演。主演を務めた『そうして私たちはプールに金魚を、』は、第33回サンダンス映画祭短編部門に正式招待、日本作品初のグランプリを受賞した。近年の主な活動に、舞台『スカパン』(演出:串田和美)、『BLINK』(演出:荒井遼)、ピンク・リバティ『とりわけ眺めの悪い部屋』(演出:山西竜矢)、WOWOW『FM999 999WOMEN’S SONGS』、映画『子供はわかってあげない』(監督:沖田修一)など。公開待機作に主演映画『誰が為に花は咲く』(監督:藤原知之)がある。
 
 
チケット発売
 
一般発売 
2023年6月10日(土)10:00~
 
 プレイガイド
 
  ■久留米シティプラザ  
 
 WEB ※会員登録が必要です
 
 窓口  ※営業時間 10:00~19:00 臨時休館あり
 
 
舞台写真
 
『さいごの1つ前』
(2023年 KAAT神奈川芸術劇場) 撮影:宮川舞子
 
 
鑑賞マナーについて
(2022年12月1日付)
 
【お客様へのお願い】
 詳しくはこちら(PDF)
 
新型コロナウイルス対策について
(2023年5月8日付)
 
【感染防止への取り組み】
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お問合せ

久留米シティプラザ(久留米市)

TEL 0942-36-3000(代)
FAX 0942-36-3087
主催 久留米シティプラザ(久留米市)
企画制作 KAAT神奈川芸術劇場
後援 久留米市教育委員会
助成 令和5年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
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