久留米シティプラザ 久留米シティプラザ

村川拓也『 Pamilya(パミリヤ) 』

「知る/みる/考える 私たちの劇場シリーズ」 vol.2
 
 
筑後地区の介護福祉施設での日常を舞台上で再現する演劇作品
介護の現場とその語りから浮かび上がるものとは
 
 
久留米シティプラザでは、独自の視点で時代を捉え、表現方法をも模索し応答しようと試みる意欲的な作品をセレクトし、「知る/みる/考える 私たちの劇場シリーズ」として、みなさまにご紹介いたします。
 
本シリーズの第2弾として、村川拓也『 Pamilya(パミリヤ) 』を上演いたします。 取材を重ね、現実の出来事をもとに舞台作品を制作する村川拓也。2019年、福岡の介護福祉施設を対象にリサーチを行い、出会ったフィリピン出身の介護士が出演する本作を制作しました(2020年初演)。このたび、現在はフィリピンで暮らす介護士を招き、再演します。誰もが無関係ではいられない、「支える/支えられる」こと、その本質を問う作品です。
 
【英語字幕付き公演】
 
 
村川拓也『 Pamilya(パミリヤ) 』

撮影:富永亜紀子

開催日時・場所

2022年12月17日(土) 〜 2022年12月18日(日)
久留米シティプラザ
Cボックス

公演内容
 
  日程詳細
 
2022年12月
17日(土) 18:00開演(受付開始17:00 開場17:30)★
18日(日) 15:00開演(受付開始14:00 開場14:30)
 
<上演時間:70分間予定(途中休憩なし)>
<言語:日本語(英語字幕)>
 
★12月17日(土)は終演後、トークを開催
 登壇者:村川拓也ほか
 
 
  料金 【全席自由/税込】
 
一般:3,000円
U25(25歳以下):2,000円
高校生以下:1,000円
 
※高校生以下およびU25チケットは入場時要証明書提示
※未就学児のご入場はご遠慮ください
※託児サービス有(定員有/無料/要事前予約 TEL 0942-36-3000)
※車椅子でご来場の方は事前に久留米シティプラザまでお問い合わせ下さい
 
 
  スタッフ・キャスト
 
演出:村川拓也
出演:ジェッサ・ジョイ・アルセナス
ドラマトゥルク:長津結一郎
舞台監督:浜村修司
照明:葭田野浩介(RYU)
字幕操作:城間典子
字幕翻訳:岩本史緒、出口結美子
宣伝美術:永戸栄大
制作:豊山佳美
 
 
  あらすじ・作品構成
 
"介護の現場を舞台に
そこに現れる、もうひとつの「家族」"
 
2020年2月に福岡市内で初演された『Pamilya(パミリヤ)』。制作にあたり演出の村川拓也は、2019年の夏に福岡で介護福祉に関わる30名へのリサーチを行った。そこで出会ったのが、特別養護老人ホームで働く、フィリピンから来た介護福祉士候補生のジェッサ・ジョイ・アルセナスだった。
 
福祉施設での日常が舞台上で淡々と再現された本作では、言語を通じた親密なやりとりと、身体同士の接触が入り混じる。その空間に目を凝らすことで、普段は気に留めることのない、しかしいまこの瞬間もどこかで毎日続いているかもしれないコミュニケーションに気づかされる。初演時に観客として居合わせた人々は、自分に近しい身内や、もしかしたらあり得るかもしれない自らの姿に思いをめぐらせ、終演後も語り合う姿が見られた。
 
その後、新型コロナウイルス感染症の流行により本作を再び上演する機会は失われた。ジェッサは母国フィリピンに帰り、介護の仕事も辞めた。時を隔てて、人と人との接し方自体が変化したいま、初演から約3年の時を経て本作は再演される。すべてが変化したかのような世界において、舞台上で再現される日常とはいったい何か―――
 
「Pamilya(パミリヤ)」はタガログ語で「家族」。フィリピンでは介護は家族が担うものという価値観があり、そのスタンスが日本の状況との差異を浮かび上がらせる。家族とも友人とも異なる「ケアをする/される」関係。異なる年代、経験、国、言語、そして社会の状況―――フィリピン出身の介護士と、介護を受ける日本人の間で、いま再び紡ぎ出される、もうひとつの「家族」の物語。
 
 撮影:富永亜紀子
 
 
  村川拓也 プロフィール
 
演出家・映像作家。ドキュメンタリーやフィールドワークの手法を用いた作品を、映像・演劇・美術など様々な分野で発表し、国内外の芸術祭、劇場より招聘を受ける。1人のキャストとその日の観客1人を舞台上に招き、介護する/されることを舞台上に再現する『ツァイトゲーバー』はシンガポール、ドイツなど国内外で上演を重ねている。虚構と現実の境界に生まれる村川の作品は、表現の方法論を問い直すだけでなく、現実世界での生のリアリティとは何かを模索する。主な作品に、『インディペンデント リビング』(KYOTO EXPERIMENT 2017、Festival Theaterformen 2018)、『ムーンライト』(ロームシアター京都「CIRCULATION KYOTO-劇場編」2018、フェスティバル/トーキョー20)、『Pamilya(パミリヤ)』(キビるフェス2020)、『事件』(大学開学30周年・劇場20周年記念公演 京都芸術劇場 春秋座/2021)など。2016年には東アジア文化交流使(文化庁)として中国・上海/北京に滞在。第21回AAF戯曲賞にて、『事件』が特別賞を受賞。
 
 
チケット発売
 
一般発売 2022年10月15日(土)10:00~
 
 プレイガイド
 
  ■久留米シティプラザ  
 
 WEB 会員登録が必要です。
 
 窓口  ※窓口営業時間 10:00~19:00 臨時休館あり。 
 
 
 
関連事業
 
  その1 プレレクチャー「劇場で考える ~多文化共生~」
 
作品の背景にある事柄を1つ取り上げて、市民に身近な実践例を紹介し、作品への興味関心を高めるトークイベントを開催。 本作においては、多文化共生をめぐる諸課題をテーマにします。
ゲストには、看護師・介護教員の経験などを活かし、福岡県内外にて外国人介護士育成に従事している田中優子氏、ビジネスマンとしての豊富な海外経験を踏まえて、久留米市に在住するフィリピンからの労働者や実習生とその将来などに関心を寄せ、育成・支援活動に尽力している田中俊明氏をお迎えします。
 
ゲスト  田中優子(外国人介護士育成・就労支援)、田中俊明(リアルテクノロジー株式会社 代表取締役)
進 行  長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院准教授)
日 時  2022年11月27日(日)14:00~15:30
会 場  中会議室  
料 金  無料(要申込)
定 員  30名(先着順)
対 象  どなたでも
 

  ★プレレクチャー「劇場で考える ~多文化共生~」の詳細はこちら

 
 
 その2 ユースプログラム「新しい演劇鑑賞教室」
 
「知る/みる/考える 私たちの劇場シリーズ」にあわせ、上演作品の鑑賞とアーティスト等との対話を組み合わせたユースプログラム「新しい演劇鑑賞教室」を始動します。演劇は、娯楽として非日常の体験をもたらすものである一方、他者や社会との関わり方を学ぶツールでもあります。本プログラムは次代を担う若者層を対象にし、演劇やアーティストを身近に感じてもらうことや、作品を通じて社会に目を向けること、対話や思考により視野が広がり、気づきが増えていくことを目的にしています。

  ※一部プログラムは終了しております。ご興味のある方はご連絡ください。

日 程  2022年6月5日(日)~12月25日(日)【全6回】
企画監修 長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院准教授)
対 象  15~25歳程度 ※原則、指定する日程にすべて参加できること
定 員  15名(全6回)
 

  ★ユースプログラム「新しい演劇鑑賞教室」の詳細はこちら


 
 
新型コロナウイルス対策について (2020年9月1日付)
 
  【お客様へのお願い】 PDFはこちら
 
・感染症対策の為、当日座席の移動をお願いする場合がございます。
・会場内では必ずマスクの着用をお願いいたします。
・本公演のチケット購入時に登録の氏名・緊急連絡先は、万が一来場者から感染者が発生した場合など必要に応じて保健所等の公的機関へ提供させていただく場合がございます。予めご了承ください。
 

お問合せ

久留米シティプラザ(久留米市)

TEL 0942-36-3000(代)
FAX 0942-36-3087
主催 久留米シティプラザ(久留米市)
助成 令和4年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
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