久留米シティプラザ 久留米シティプラザ

飛ぶ劇場Vol.43『ジ エンド オブ エイジア』

このイベントは終了しました

立っていた 地上で一番高い場所に
生きていた 混沌と渦の中で
 

北九州を代表する劇団のひとつ、飛ぶ劇場。5回目となる久留米公演では、現在の劇団の方向性を決定づけた、原点ともいえる作品「ジ エンド オブ エイジア」を上演します。本作は、作者・泊篤志自身のヒマラヤ登山体験をもとに創作したもので、1995年の初演、2000年の再演に続き、実に21年ぶりの上演になります。

アジア諸国の人々が集うヒマラヤの山小屋に、季節外れの雪崩が到来、生死を分かつ事態が起きて…。コロナ禍による社会の大転換期に生きている私たちには、山小屋に集う登場人物たちの姿がどのように映るでしょうか。非日常が日常になってしまった今だからこそ、ご覧いただきたい作品です。

 

☆関連事業「誰にでも書ける、あなたしか書けない戯曲講座」(講師:泊篤志)はこちら

 

 

飛ぶ劇場Vol.43『ジ エンド  オブ エイジア』

飛ぶ劇場『ジ エンド オブ エイジア』(北九州芸術劇場・2021)撮影 ふじまつたえこ

開催日時・場所

2022年1月22日(土) 〜 2022年1月23日(日)
久留米シティプラザ
Cボックス

公演内容
 
  日程詳細
 
2022年1月22日(土)~23日(日)
22日 18時00分 開演 (17時30分開場)★アフタートーク有
23日 14時00分 開演 (13時30分開場)
 

★アフタートークを行います。

 【アフタートーク出演者変更のお知らせ】(2022/1/21更新)
出演:松岡優子[俳優(yum yum cheese!)・制作者(Sulcambas!)・公益財団法人筑後市文化振興公社プロデューサー]

   泊篤志(飛ぶ劇場 代表)
所要時間:30分間程度

 
 
  料金 【日時指定・全席自由/税込】
 
前売
一般:2,800円
学生:1,800円
高校生以下:1,000円
(当日は200円増)
 
※未就学児童のご入場はご遠慮ください
※営利目的の転売禁止
※他日への変更・払い戻し不可 (出演者変更の場合も同じ)
 
 
  キャスト
 
桑島寿彦、内山ナオミ、木村健二、葉山太司、中川裕可里、
脇内圭介、文目卓弥、佐藤恵美香、酒井望加、角友里絵 他
 
 
 
  スタッフ
 
作・演出:泊篤志 照明:岩田守((有)SAM) 音響:横田奈王子((有)九州音響システム)
音楽:トマリタツオ 衣裳:内山直美(工房MOMO) 舞台美術: 森田正憲((株)エフジーエス)
宣伝美術:片渕高史(ハコベラ) 韓国語翻訳・指導:北村加奈子 制作:藤原達郎・木村健二
 
 
  あらすじ
 
ヒマラヤ山中の山小屋に「イエティ(雪男)のミイラを見に来た」という日本人がやって来る。そこでは故郷を憂う韓国人の男、現地で働く日本人の女、交易で荷を運ぶシェルパなど、様々な人物が行き交う。やがて山中で季節外れの雪崩が発生し不条理な死に直面。アジアの辺境で様々な渦に巻き込まれ、人々は何を見つけるのだろうか。作者自らのヒマラヤ登山体験を盛り込みながら、観る者を地上で最も高い場所へと連れ去っていく。
 
 
  上演に際して  泊篤志(飛ぶ劇場 代表)
 
今から31年前、まだ大学生だった頃、ヒマラヤのエベレスト街道を標高4000mくらいまで登ったことがある。若かったし無謀な旅だった。高山病にもなったし、「明日、死ぬかも」と思ったこともあった。なぜあの時、ヒマラヤに行かねばならなかったのか、今となってはよく分からないが、「ここではないどこかに」行けば、何かがあると信じていたのだ。それから数年後の1995年、その時の体験をもとに作った舞台『ジ エンド オブ エイジア』が初演された。それまで小劇場ブームの影響を受けた飛んだり跳ねたりギャグ言ったりみたいな劇団が、突然「ヒマラヤの山小屋で起こる一夜の物語」という地味な演目を上演したのだ。冒頭10分くらい日本語が出てこないし、舞台上には4か国の言葉が飛び交った。観客は明らかに戸惑っていたと思うけど、アンケートには「なぜか今までで一番良かったです」みたいな言葉もあり、この時初めて「自分たちだけの演劇」を生み出せた高揚感があった。2000年に一度再演し、今回実に21年ぶりの再演となる。再演を決めたのち、あのヒマラヤの山中で「大人になって、もう一度ここに来る」と心に決めていたことを思い出した。気が付いたら自分は50代になっていて、あの無謀な登山から30年経っていたのだ。残念ながらコロナ禍で上演前のヒマラヤ再挑戦は叶わなかったが、心は既にあの山中にある。なぜ今登るのか、そこに何があるのか、今ならアジアの辺境で何を思うのか、そんなワクワクを胸に観客の皆さんを登山隊の一員としてヒマラヤの山小屋にお連れしたいと思う。
 
 
  飛ぶ劇場 プロフィール
 
1987年、北九州の大学演劇OB等により結成。93年に現代表の泊篤志が東京からUターンし、作・演出として集団の方向性の舵取りを始める。95年に泊が正式に劇団代表を引継いで以降、北九州市を本拠地として、積極的に全国で公演を行っている(現在は『睡稿、銀河鉄道の夜』で全国各地に出没中)。何気ない日常から出発し、とんでもない非日常に観客を連れ去りたい・・・、そんな作風を得意としている。
 
 
チケット発売
 
一般発売 9月4日(土)10時
 
 プレイガイド
 
  ■久留米シティプラザ  ※9月4日(土)はWEBのみ
 
 WEB 会員登録が必要です。
 
 窓口 ※残席がある場合のみ、9月5日(日)から発売
 
  (窓口営業時間 10:00~19:00 臨時休館あり。)
 
 
  ■こりっちチケット
 
 WEB 【こりっち ジエンドオブエイジア】で検索
 
 
 
新型コロナウイルス対策について (2020年9月1日付)
 
  【お客様へのお願い】 PDFはこちら
 
・感染症対策の為、当日座席の移動をお願いする場合がございます、予めご了承ください。
・会場内では必ずマスクの着用をお願いいたします。
・本公演のチケット購入時に登録の氏名・緊急連絡先は、万が一来場者から感染者が発生した場合など必要に応じて保健所等の公的機関へ提供させていただく場合がございます。予めご了承ください。
 

お問合せ

TEL 090-2514-3145
MAIL info@tobugeki.com
URL http://www.tobugeki.com
主催・企画・製作 飛ぶ劇場
共催 久留米シティプラザ(久留米市)
協力 (株)エフジーエス/(有)SAM/(有)九州音響システム
助成 芸術文化振興基金助成事業
お問合せ 飛ぶ劇場制作事務所  
いくばい! 5

よかやん! 2

気になる! 5

すごかね! 0

楽しみ! 0

へぇ 0

なるほど 0