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こどものあそびばレポート(2)

2022年8月6日(土)10:00~12:00に、久留米シティプラザ スタジオ2、3にて開催した「こどものあそびば」の様子をご紹介します。

この日は、久留米市内を中心に21人のこどもたちが参加しました。
まずはスタジオ3の「あそびべや」に全員集合!

一緒にあそぶアーティストは、T.J(多田淳之介さん)、なぁな(古賀菜々絵さん) 、たむたむ(田村さえさん)の3人。T.Jから「今日は廊下も使ってあそんでいいよ」と聞いて、「えー!」「廊下で鬼ごっこもいいの?!」とみんなワクワクです。

最初のあそびは「進化ジャンケンゲーム」。

「動物の進化って知ってる? 最初は何から始まるかな?」というT.Jの質問に、「たまご!」と元気のよい答えがありました。
「じゃあ次は?」―――「赤ちゃん!」「幼虫!」「ひよこ!」といろんな意見が出て、「たまご → ひよこ → ネコ→ ライオン → げんしじん → 人間」までの進化の過程が決まりました。

そして、T.Jからあそび方の説明です。

まず全員「たまご」からスタート。誰かとジャンケンして勝ったら「ひよこ」に進め、次に勝ったら「ネコ」と進化していきます。ジャンケンをする相手は同じ種類同士のみ。「ひよこ」は「ひよこ」としかジャンケンできません。そして、負けたら「たまご」に戻るという厳しいルールが!
「えーー!」「絶対終わらーん!」とブーイングが出つつも、「はい、はじめ!」。

みんなで「たまご」のポーズ。こちらは「ネコ」かな?

自分がどの動物か相手にわかるように、特徴的なポーズを取ったり、鳴き声を出したり、動物名を言ったりと、それぞれが考えた表現で、同じ種類の人を探し回ってジャンケンしました。

 

「次は廊下で遊ぶよー」と言いながら、スタジオを出てテープを伸ばしはじめたT.J。

「みんな手伝って。床に貼るよ」の声掛けに、不思議がりつつもテープを引っ張ったり支えたり、「真っすぐだよー」「そこ曲がってる!」と声が飛び交います。
みんなで協力して、長い長い一本線ができあがりました。

一本線をつかって「丸太ゲーム」をやってみよう!
2チームに分かれて両端から1人ずつ、テープを丸太に見立てて落ちないように進み、出会い頭にジャンケン。勝った人は先へ進んで、負けた人は丸太から降り、そのチームの次の人がスタートします。先に端っこまでたどり着いたチームが勝ちです。

応援や審判をしだす子も出てきて、スタート直後から大盛り上がり。
どんどんヒートアップし、応援団も審判役も一緒に動き、実況中継が廊下にこだまします。

みんなが見守る中でのじゃんけん。
もうちょっとで線の端っこに着きそうだったけど…残念!

なかなか決着がつかないので、1分後の位置で勝敗を決めることにしたら、直後にたむたむチームの勝ち!!みんなで喜び合いました。

 

休憩をはさんで、「この後は自由に遊んでいいよ」。

何をしようか少し迷ってる子もいれば、「鬼ごっこやる人集まってー」とみんなを誘う、まだまだ元気な子もいます。

そして、スタジオ2に用意した「こうさくべや」にはたくさん集まりました。
あらかじめ用意した紙コップ、折り紙、色画用紙、クレヨンなどから、好きなものをつかって工作をはじめます。

紙コップで何しよう?
お花を作ったり、糸電話をしたり、積み上げてタワーにする子もいます。

何度も崩れちゃうけど、「こういうもんだ!」と笑顔。
「こんなに大きくできるのが楽しい」と、めげずにコツコツ積み上げます。

こちらでは、たむたむと一緒にロボットを作る“博士”。
完成が近そうだけど、まだまだ大きくするみたい。

荷物梱包用のクッション材が何かに使えそうだなーとずっと考えていた子は、カレーライスのごはんにするアイデアを思いつきました。美味しそう!

廊下の鬼ごっこ組はまだまだ元気。T.Jから教えてもらった「ろくむし」という遊びに夢中なんだって。

そして、「こうさくべや」を見渡すと作品でいっぱいになっていました。

「みんなの作品を展示しよう!」と、なぁなが頭上にロープを張って、「こどもびじゅつかん」がオープン!

ロープに次々と展示される作品たち。

ロボットはこんなに大作になりました!
色画用紙できれいにコーティングされているけど、あれ?頭だけ空洞になっています。その理由は…「何か入れていると、それしか考えられなくなっちゃう。だから、いろんなことを考えられるように空っぽにしてるんだよ」とのこと。想像力に驚かされました。

段ボールの西鉄電車も完成! 運転席をつけた5000形と、乗車もできる600形。見分けるポイントは窓の形なんだって。

他の子たちが「乗せて!」とやってきて、みんなで協力して「出発~」。

 

みんな自由に、のびのびあそんだ2時間。いろんなあそびができたね!
こどもたちの感想を、一部ご紹介します。

 

 

・ジャンケンしんかゲームで、知らない初めてあう子とも少し話して、遊ぶことができてよかったです。(5年生)
・マルタあそびで、なんかいもジャンケンでかったのがうれしかった。(2年生)
・タワーをくずされたりしたけど、さいごまでつくれたからよかった。(3年生)
・はじめてあう子たちとすこしなかよくなれたからうれしかったよ。(2年生)
・なかよくなった子がいたから、またきたいです。(3年生)

 

2022年の「こどものあそびば」は、11月26日(土)と11月27日(日)にも開催します。
11月27日(日)はシティプラザを飛び出して、石橋文化センター園内・野中生涯学習センター体育館で行いますよ。

このレポートを読んで「参加したい!」と思った子は、ぜひ応募してね!

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