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こどものあそびばレポート (2024年7月13日)

「こどものあそびば」は、こどもたちがコミュニケーション能力、想像力や表現力を育む機会となることを目指し、2022年6月から実施しているプログラムです。


2024年7月13日(土)に久留米シティプラザ中会議室にて開催した「こどものあそびば」の様子をご紹介します。

この日、一緒に遊んだアーティストは、まさきち(真吉)、なぁな(古賀 菜々絵)、マッスィー(五島 真澄)、だん(松永 檀)の4人です。参加した子どもたちは21名。劇作家・演出家の田村さえさんのレポートをお届けします。
 

今回の「こどものあそびば」は、久留米シティプラザ中会議室での開催です。
始まる前から、お絵描きゾーンはすでに大賑わい。
初めての人!2回目の人!じゃあ3回以上はー?という呼びかけに、
ちらほらと手が上がる。「あそびば」リピーターが増えてきていますね。

最初は何をして遊ぼうか?
そいれんぼにだるまさんがころんだ、けいどろ、鬼ごっこ……。
じゃあ、今日の最初は【じゃんけんれっしゃ】をしましょう!

シンプルな遊びながらも、人数が多いと列が長くなって楽しいよね。
さあこの大群に、勝てるのか……!

くー。負けました。後ろについて……
ぐるぐる。 

ヘビみたいだねーという声に、
「ヘビは怖いからアオムシがいい」というご意見。
じゃあ、アオムシから何になる? 「ちょうちょ!」「カマキリ!」
ではギューっとさなぎ?たまご?になって……

わーーっ!!
長―ーいアオムシから、ちょうちょ/カマキリが生まれました。

この並びは……
そう、【だるまさんがころんだ】です。

静かに振り返る鬼のまさきちに「動いた」って言われないために、全員真剣。

まさきち「鬼にタッチできたら大きい声で『タッチ』って言ってねー!」
数人の子どもたち「はーい!」
まさきち「あ、今返事した人は口が動いたので戻って」
きびしい!

今度は【だるまさんの1日】。
「だるまさんが寝た」
いろんな寝相がありますね。
「だるまさんがお風呂に入った」
みんながどんなふうにお風呂に入ってるか気になっちゃうよね。

床にテープを貼って【しまゲーム】。
「いしかわけん」「にほん」「さくらじま」「かんこく」という4つの島が生まれる。

鬼は島には入れません!島同士を移動する人は、ケンケンで移動しよう。
島民たちは4つの島を行き来して逃げていく。

お次は「なつまつり」をテーマに工作タイム。
早速、段ボールを使って大作に着手する子たち。
まだまだ遊び足りない子たちは、少し離れたところで【けいどろ】をしてる。

マッスィーが、ペットボトルを並べてる。
これで何かやったら楽しいかも!?

4つの島を目印に、「おまつりマップ」をつくってるんだって。

なぁなたちが、おまつりマップを参考に、ツアーを開催。
おめんやさんは、段ボールの中にたくさんお面を作って、大人用と子ども用のサイズを用意しているんだそう。

水鉄砲の射的やさんは、当てた数字で競うよ。

おりがみやさん。「くつぬいでどうぞ!」のホスピタリティ。

こちらはお祭り休憩スペース。

利用者の声「みんなでゴロゴロできて落ち着く」そうです。

鮮やかなわたあめやさんや、お魚やさん。
 
ボウリング場がオープン!

手作りのボールを転がしてね。ちゃんと投げる位置のラインもある!
たくさんの力作が揃ったね! 片付けも協力して行われました。
またみんなで遊ぼうね。

9月28日(土)はシティプラザを飛び出して、城島総合文化センターで開催。
このレポートを読んで「参加したい!」と思った子は、ぜひ応募してね!

★2024年度の「こどものあそびば」の詳細情報

 
 
 
田村さえ
田村さえ(劇作家・演出家、灯台とスプーン代表)
2015年より灯台とスプーンを結成。女性をはじめ社会の中で生きづらさを感じる人々の姿を描いた作 品を上演している。近年では子ども向けワークショップや高校演劇の外部指導顧問などの活動を通し、 演劇創作の面白さを伝える。
こどものあそびばレポート (2024年7月13日)