AKNプロジェクト 喜劇「人類館」
「知る/みる/考える 私たちの劇場シリーズ」 vol.9
久留米シティプラザでは、独自の視点で時代を捉え、表現方法をも模索し応答しようと試みる意欲的な作品をセレクトし、「知る/みる/考える 私たちの劇場シリーズ」として、みなさまにご紹介しています。
第9弾としてお届けするのは、ANKプロジェクト 喜劇『人類館』。1903年、「学術人類館」と称した見世物小屋で琉球人が様々な地域の人と一緒に展示された「人類館事件」をモチーフに、沖縄の複雑な歴史を鋭い風刺で表現した演劇作品です。
第9弾としてお届けするのは、ANKプロジェクト 喜劇『人類館』。1903年、「学術人類館」と称した見世物小屋で琉球人が様々な地域の人と一緒に展示された「人類館事件」をモチーフに、沖縄の複雑な歴史を鋭い風刺で表現した演劇作品です。
今も沖縄に多大な影響を残している劇作家・知念正真が1976年に発表した代表作『人類館』を、娘の知念あかねが中心となってクリエイションした本作。戯曲を"喜劇”として捉え直すことで、強さと弱さ、無関心と苦しみ、ゲートの内と外、国家の中心と周縁といった現在に至るまで続く関係の反転を試みます。

AKNプロジェクト 喜劇『人類館』(2025年新演出版)Photo:nakamayuta
\ 関連企画 Pick up! /
「人類館事件」を捉える手がかりになるトークイベント
★なるほど人権セミナー 第3回「博覧会と≪人間の展示≫~悲しき疑似西洋~」
作品の背景について、ゲストの話を聞いて考えるトークイベント
★プレレクチャー「劇場で考える~わたしの社会運動~」
作品の鑑賞と参加者同士の対話等を組み合わせた若者向けプログラム
★ユースプログラム「新しい演劇鑑賞教室」
鑑賞を経て思ったこと、考えたことをシェアする時間
★シアターカフェ
AKNプロジェクト 喜劇『人類館』(2025年新演出版)Photo:nakamayuta
開催日時・場所
2026年12月12日(土) 〜 2026年12月13日(日)
久留米シティプラザ
福岡県久留米市六ツ門8-1
Cボックス
内容
日程
2026年
12月12日(土) 17:00 開演(16:30 開場)
12月13日(日) 13:00 開演(12:30 開場)
12月12日(土) 17:00 開演(16:30 開場)
12月13日(日) 13:00 開演(12:30 開場)
< 上演時間:110分予定(休憩なし) >
喜劇『人類館』の鑑賞者を対象にし、鑑賞を経て思ったこと、考えたことをシェアします。
料金 【全席自由/税込】
一般:3,500円 U25(25歳以下):2,000円 高校生以下:1,000円
※U25・高校生以下チケットは入場時要証明書提示
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
鑑賞サポート
本上演では、お客様の鑑賞に際して以下のご用意をしております。
●車椅子をご利用のお客様へ
【お申込み】
座席位置・提供数に限りがございますので、チケットをご購入いただく前に、下記までお問合せください。なお、同伴の介助者がいらっしゃる場合も事前にご相談ください。
座席位置・提供数に限りがございますので、チケットをご購入いただく前に、下記までお問合せください。なお、同伴の介助者がいらっしゃる場合も事前にご相談ください。
●未就学児のお子様がいらっしゃるお客様へ
託児サービス(定員あり/無料)
※開場15分前から終演30分後まで、生後3ケ月から未就学児までのお子様をお預かりします。
【お申込み】 ※9月20日(日)10:00~受付開始、11月25日(水)締切
託児サービス申し込みフォーム
≪鑑賞サポートのお問い合わせ≫
メール:kcp-j@city.kurume.lg.jp TEL0942-36-3084
スタッフ・キャスト
作:知念正真
演出:知念あかね、新垣七奈
出演:井上あすか、神田青、仲嶺雄作
ドラマトゥルク:林立騎(那覇文化芸術劇場なはーと)
演出:知念あかね、新垣七奈
出演:井上あすか、神田青、仲嶺雄作
ドラマトゥルク:林立騎(那覇文化芸術劇場なはーと)
舞台美術:佐々木文美
衣裳:藤谷香子
音響:山口剛[(合)ネクストステージ]
照明:棚原栄作[(株)エムエルスタジオ]
舞台監督:津嘉山博[月光道(合)]
衣裳:藤谷香子
音響:山口剛[(合)ネクストステージ]
照明:棚原栄作[(株)エムエルスタジオ]
舞台監督:津嘉山博[月光道(合)]
AKNプロジェクト 喜劇『人類館』(2025年新演出版)Photo:nakamayuta
あらすじ
彼らも私たちと同じ人間なのに…
悲劇は覚めた視点で相対化することによって喜劇たらしめることができるのだ。
そして、現在特にそれが必要なのだと思う。
「際限のないリフレイン」を断つ、新たなるドンデン返しのために。(知念正真 1976年)
1903年、大阪で開催された第5回勧業博覧会会場近くの見世物小屋で、「学術人類館」と称し、様々な地域の人と一緒に琉球人も展示されるという「人類館事件」が起きた。『人類館』はこの事件をモチーフに、皇民化教育、沖縄戦、米軍統治とベトナム戦争、本土「復帰」も織り込み、沖縄が辿った歴史を鋭い風刺で描き出す。1976年に初演され、78年には「演劇界の芥川賞」と呼ばれる岸田戯曲賞を受賞した。
プロフィール
知念 正真[ちねん・せいしん]
劇作家。沖縄市生まれ。コザ高校卒業後、東京の二松学舎大学に入学するも中退。その後、劇団青年芸術劇場に研究生として入団、1963 年に退団し、帰郷。コザを拠点に活動していた演劇集団「創造」に加わり、俳優・演出家として活躍。72 年には『ジェット機は南の空を』を執筆し、劇作家としても活動を開始。76 年に第二作となる『人類館』を発表し、「創造」で上演。1903 年の大阪・第 5 回勧業博覧会会場近くで“人間の展示”を行った「学術人類館」に発する「人類館事件」を出発点に、日本語、沖縄口、沖縄大和口を織り交ぜ、場面展開にも実験性を持たせた本作は、沖縄演劇史にとって記念碑的な作品となった。初演後、戯曲は「新沖縄文学」に発表されたのち、77 年に雑誌「テアトロ」に掲載され、78 年には沖縄の作家として初の岸田戯曲賞を受賞した。その後も基地の街コザを舞台にした悲喜劇『コザ版どん底』『コザ版ゴドー』、ヤンバル(沖縄島北部)の希少動物と環境問題について考える『命かんぱ』、西表島の炭坑を舞台にした『幻の X 調査隊』など、沖縄の地から「人間」が抱える様々なテーマとメッセージを込めた作品を数多く残した。
AKNプロジェクト[エー・ケー・エヌ・プロジェクト]
知念正真の作品を継承するため、娘の知念あかねが2020年に沖縄県で発足。
知念あかね[ちねん・あかね]
沖縄県那覇市出身。演奏家、音楽講師。幼少期より音楽を学び、演奏活動と指導等、長年クラシック音楽の普及に携わる。2013 年に亡くなった父・知念正真の作品の継承のために 2020年に「AKN プロジェクト」を発足。知念正真の作品を中心に、戯曲、音楽、文学等の芸術活動を通して「沖縄の若年層が楽しめる舞台作り」をテーマに活動。2021年にコロナ禍で『喜劇・人類館』の配信上演をプロデュースし、22 年には那覇文化芸術劇場なはーとにて沖縄「復帰」50 年特別企画として上演した。
新垣七奈[あらかき・なな]
演劇ユニット多々ら主宰。高校から演劇を始め、2016年にユニットを結成。これまでのユニット公演ではすべての作品の演出を行う。演劇人コンクール2024にて奨励賞受賞。俳優として外部作品に多数出演。近年の主な出演作には、20年コロナ禍でオンラインの開催が話題となった九州・沖縄版『未開の議場』オンライン(作:北川大輔)や、21年神里雄大が演出した『琉球怪談』(原作:小原猛、演出:神里雄大)、23年那覇文化芸術劇場なはーとプロデュースによる出会いシリーズ①『声』(原作:ジャン・コクトー、演出:和田ながら)に出演している。
チケット発売
【一般発売】9月20日(日)10:00~
プレイガイド
■久留米シティプラザ
WEB ※会員登録(無料)が必要です
※販売状況を確認後、ログイン・会員登録(無料)することも可能です
※チケットの引取はセブンイレブン(手数料別途)又は窓口(手数料無料)を選択いただけます
※公演当日の窓口引取は大変混み合いますので、お早めにご来場ください
※販売状況を確認後、ログイン・会員登録(無料)することも可能です
※チケットの引取はセブンイレブン(手数料別途)又は窓口(手数料無料)を選択いただけます
※公演当日の窓口引取は大変混み合いますので、お早めにご来場ください
窓口 ※窓口営業時間 10:00~19:00 全館保守点検による休館あり
【1】なるほど人権セミナー2026 第3回「博覧会と≪人間の展示≫~悲しき疑似西洋~」久留米市企画
長きにわたり、博覧会と〈人間の展示〉に関する資料を収集してきた小原真史氏が、その歴史的な背景や変遷を解説します。帝国の植民地主義という過去の話にとどまらず、現代社会で散見される排外主義的なナショナリズムやレイシズムにも通底していることが浮き彫りになる内容。人々が新たに出会った他者をどのように展示し、世界をどのように認識してきたのか、多文化共生社会の実現が求められる今、ともに考えます。
講 師:小原真史(東京工芸大学准教授)
日 時:2026年9月26日(土)14:00~15:30
会 場:久留米シティプラザ 大会議室
料 金:無料(事前申込不要・直接会場へお越しください)
定 員:200名程度
会 場:久留米シティプラザ 大会議室
料 金:無料(事前申込不要・直接会場へお越しください)
定 員:200名程度
問い合わせ:久留米市生涯学習推進課 TEL.0942-30-7970
※なるほど人権セミナー/久留米市主催。人権尊重のまち・久留米をめざして、人権問題についてともに考え、学びあうための場。2026年度のテーマは「たよう」。
【2】プレレクチャー
「劇場で考える~わたしの社会運動~」
「劇場で考える~わたしの社会運動~」
上演を前に作品の背景にある事柄をめぐるトークイベントを開催します。演劇で沖縄の複雑さを可視化した知念正真の試みを社会運動と捉え、環境や人権等の分野でよりよい社会を目指して実践しているゲストともに、地域や世の中の変化について考えます。
日 時:10月4日(日)14:30~16:00
会 場:久留米シティプラザ 中会議室
ゲスト:佐々木彩乃(One Month for the Future代表)
永吉守(NPO法人大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ理事)
進 行:長津結一郎(東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科 准教授)
対 象:どなたでも
料 金:無料(要申込)
定 員:30名程度(先着順)
締 切:10月3日(土)必着
会 場:久留米シティプラザ 中会議室
ゲスト:佐々木彩乃(One Month for the Future代表)
永吉守(NPO法人大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ理事)
進 行:長津結一郎(東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科 准教授)
対 象:どなたでも
料 金:無料(要申込)
定 員:30名程度(先着順)
締 切:10月3日(土)必着
【お申し込み】 次の①~④を記載して電子申請・郵送のいずれかで、 問い合わせ先までお申し込みください。
①氏名(ふりがな) ②電話番号 ③住所 ④メールアドレス
①氏名(ふりがな) ②電話番号 ③住所 ④メールアドレス
★プレレクチャー申し込みフォーム(受付前)
【3】ユースプログラム
「新しい演劇鑑賞教室」
「新しい演劇鑑賞教室」
作品の鑑賞と参加者同士の対話等を組み合わせたプログラム。次代を担う若者層を対象とし、演劇を身近に感じてもらうことや、作品を通じて社会に目を向けること、対話や思考により視野が広がり、気づきが増えていくことを目的にしています。
日 程:10月4日(日)、12月13日(日) <全2回>
会 場:久留米シティプラザ 中会議室 ほか
企画監修:長津結一郎(東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科 准教授)
対 象:15~25歳程度 ※指定する日程にすべて参加できること
料 金:2,000円 (高校生 1,000円)
定 員:10名程度(先着順)
締 切:9月24日(金)必着 ※定員に達しない場合、締切延長
会 場:久留米シティプラザ 中会議室 ほか
企画監修:長津結一郎(東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科 准教授)
対 象:15~25歳程度 ※指定する日程にすべて参加できること
料 金:2,000円 (高校生 1,000円)
定 員:10名程度(先着順)
締 切:9月24日(金)必着 ※定員に達しない場合、締切延長
【お申し込み】
★ユースプログラム申し込みフォーム(受付前)
【4】シアターカフェ
『人類館』の鑑賞者を対象にし、鑑賞を経て思ったこと、考えたことをシェアします。
日 時:12月13日(日)終演後 ※1時間30分程度
会 場:久留米シティプラザ 小会議室
進 行:柴山麻妃(演劇批評家)
対 象:『人類館』鑑賞者
料 金:無料
定 員:10名(申込優先/定員に達していない場合、当日飛び入り参加可)
会 場:久留米シティプラザ 小会議室
進 行:柴山麻妃(演劇批評家)
対 象:『人類館』鑑賞者
料 金:無料
定 員:10名(申込優先/定員に達していない場合、当日飛び入り参加可)
【お申し込み】
★シアターカフェ申し込みフォーム (受付:9/20 10:00~)
柴山 麻妃[しばやま・まき]プロフィール
演劇批評家。1999年演劇批評誌N.T.R.を発刊。ブラジル滞在で1年休刊したのち、一人で10年間刊行する。2006年より2023年まで朝日新聞に演劇批評を掲載。2019年から2023年まで毎日新聞にも演劇と社会に関する論考を掲載。演劇関連の審査員・web批評・講演などもおこなう。現在は「劇ナビふくおか」にて劇評を、そして福岡の演劇の歴史や演劇人インタビューをブログ「New Theatre Review」に掲載。2016年から「シアターカフェ」と称し、観劇後に自由に感想を語り合う会を開催している。
※いずれも参加者の個人情報については、当事者のために使用し、その他の目的には使用しません。

お問合せ
久留米シティプラザ(久留米市)
| TEL | 0942-36-3000(代) |
|---|---|
| FAX | 0942-36-3087 |
| 主催 | 久留米シティプラザ(久留米市) |
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