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久留米女性週間記念事業「くるめフォーラム2023」久留米市企画

わたしたちはどれほど自由に 身体や欲求を取り扱えるのか

このイベントは終了しました

ポーランドの人工妊娠中絶禁止法を手がかりとした作品から考える
 
百瀬文・映像作品『Flos Pavonis』上映 + トークイベント
 
 
久留米シティプラザで12月に開催する、映像展示と参加型パフォーマンスからなるプロジェクト、百瀬文「わたしのほころび」に先立ち、百瀬文の映像作品『Flos Pavonis』(2021年)を上映します。
百瀬文は美術家として、自他の身体から生まれる違和感やコミュニケーションの不均衡、自身の意図とは無関係に社会や他者によって割り当てられるジェンダーやセクシュアリティを「演じる」映像やパフォーマンス作品を制作しています。
『Flos Pavonis』は、コロナ禍の2021年にポーランドで、ほぼ全ての人工妊娠中絶を禁止する法律が施行されたことを受けて制作された映像作品です。物語は、かつてカリブ海地域に連れてこられた黒人女性たちが堕胎薬として用いたといわれる植物“Flos Pavonis”と重ね合わせながら進みます。
 
上映後は、百瀬文と、ジャマイカで黒人の身体表面や内面に刻まれた植民地的痕跡を中心に研究してきた神本秀爾(久留米大学文学部准教授)が、個人の身体や欲求と国家の制度や権力との関係、あるべき未来像について、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)に注目して語り合います。
 

チラシはこちら(PDF)

百瀬文「わたしのほころび」公演情報はこちら

 
本イベントは、男女平等の社会づくりをテーマに開催される「くるめフォーラム2023」において久留米市企画として開催します。

久留米女性週間記念事業「くるめフォーラム2023」詳細情報はこちら

わたしたちはどれほど自由に 身体や欲求を取り扱えるのか

開催日時・場所

2023年10月7日(土)
えーるピア久留米
(久留米市諏訪野町1830-6)

実施概要
 
 日程ほか
 
日程:2023年10月7日(土) 15:30~16:30
会場:えーるピア久留米 301・302 学習室(3 階)
住所:久留米市諏訪野町1830-6
料金:無料(申込優先/当日参加も可能)
定員:40名(先着順)
対象:どなたでも
トーク登壇者:百瀬文(アーティスト)、神本秀爾(久留米大学文学部准教授)
 
※手話通訳・一時保育・要約筆記あり。
 9月26日(火)までに男女平等推進センター(え~るピア久留米内)にご予約ください。TEL 0942-30-7800
 
※フォーラム参加者は駐車無料。駐車台数に限りがありますので、なるべく公共交通機関をご利用ください。
 
 
  申込方法 ※申込優先(先着順)/当日参加も可能
 
  メールか電話で、以下の1~3をご連絡ください。
 
1. 氏名(ふりがな)
2. 電話番号(携帯番号)
3. メールアドレス
 
※定員に達し次第受付を終了いたします。
※メールでのお申込みの場合、返信をもって受付完了とします。5日以上たっても返信がない場合は、お問合せ先までご確認願います。
 
 
  申込・お問合せ先
 
メール: kcp-j@city.kurume.lg.jp
電 話: 0942-36-3000(10:00~19:00/休館日を除く)
住 所:   久留米市六ツ門町8-1
 
 
 プロフィール 
 
百瀬 文(アーティスト)
1988年東京都生まれ。映像によって映像の構造を再考させる自己言及的な方法論を用いながら、他者とのコミュニケーションの複層性を扱う。近年は映像に映る身体の問題を扱いながら、セクシュアリティやジェンダーへの問いを深めている。主な個展に「百瀬文 口を寄せる」(十和田市現代美術館、2022年)、主なグループ展に「国際芸術祭 あいち2022」(愛知芸術文化センター、2022年)、「フェミニズムズ/FEMINISMS」(金沢21世紀美術館、2021年)、「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(森美術館、2016年)など。近年は、ACCの助成を受けてNYで滞在制作を行ったほか、イム・フンスンと共同制作した『交換日記』が全州国際映画祭に正式招待されるなど、国内外で活動を行う。主な作品収蔵先に、東京都現代美術館、愛知県美術館、横浜美術館などがある。
 
神本 秀爾(久留米大学文学部准教授)
専門は文化人類学。ジャマイカや日本でフィールドワークを行う。身体の表面から内面をめぐる政治や美的感覚が主な関心のひとつ。主著は『レゲエという実践-ラスタファーライの文化人類学』(京都大学学術出版会、2017)。その他『官能の人類学-感覚論的転回を超えて』(共著、ナカニシヤ出版、2022)、「加工を通じて雄弁な身体を獲得する-肌を脱色するジャマイカ黒人の新たな美学」(『黒人研究』85, 2016)など多数。
 

お問合せ

久留米シティプラザ(久留米市)

TEL 0942-36-3000
FAX 0942-36-3087
MAIL kcp-j@city.kurume.lg.jp
主催 久留米女性週間記念事業実行委員会・久留米市
企画・実施 久留米シティプラザ
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