「北野町で会いましょう」うた編レポート(1)
2023年5月14日(日) 14:00~15:00に、北野生涯学習センター本館 中会議室にて開催した「うた編」初回の様子をご紹介します。
この日は、13名の技能実習生と、久留米大学で異文化間コミュニケーション論を履習している学生8名、職員2名が参加しました。
進行は、穴迫信一さんが日本語と英語の2か国語で行い、通訳のフォローには、久留米大学のニール・ヘファナン先生にボランティアで参加していただきました。
まずアイスブレイクとして、「背の順」「誕生日順」「今日起きた時間順」などで一列に並ぶゲームを実施。言葉の壁のためぎこちなくはありましたが、相互にコミュニケーションをとる様子がみられ、順番に並んだら前後の人と「握手」するルールに、毎回笑い声があがっていました。
次に行ったのは、「好きな季節」「犬派・猫派」「山が好きか海が好きか」などでグループをつくるゲーム。ジェスチャーを交えてなんとか聞き取り、伝えあう様子が複数見受けられました。
休憩後はペアを作って「他己紹介」。30秒でペアの相手の名前、趣味、出身地などを聞き取ります。そして、「バドミントンが好き」「ラーメンが好き」「子どもがフィリピンにいる」など、聞き取ったことを英語や日本語でみんなと共有。合間には、ペア同士でSNSを交換する姿もありました。
最後は、かみもと千春さんの演奏で、ビートルズの「Let it be」をみんなで英語で歌いました。
参加者の感想を、一部ご紹介します。
・The program is that very nice and they makes me find a lot of friends not only the filipino but also a Japanese people. I can say that they have fun and interesting.(とてもよいプログラムだったし、フィリピンだけでなく日本の友人を作ることができました。みんな楽しく過ごしていたと思います。)
・I am glad that I have new friends here in Nihon, hopefully more program like this.(ここ日本で新しい友人を得られてうれしいです。このようなプログラムがもっとあるといいなと思います。)
・It’s something we look for help to go here again. It’s fun and interesting.((穴迫さんが歌をつくるので協力してほしいと言っていたことに対して)何か手伝えることがあればまた来たいです。楽しかったです。)
・グループに分かれたり、一列に並んだりしているうちに、緊張もほぐれてきて少しずつ緊張を縮めていくことができたように感じました。
・Let it beを一緒に歌うことで、心が1つになれた気がしました。
・日常生活ではなかなか交流する機会がないので、貴重な体験をすることができました。