めくるめくエンゲキ祭、最後の公演は、お茶の間で!?
劇場を見るなり、「ここでやりたいです!」と主宰の木内さんに言っていただいた、Theちゃぶ台の久留米座公演『やまとなでしこ~久留米編』も、無事、終了しました。
本番前には、Theちゃぶ台のスタッフと久留米シティプラザのスタッフ、みんなが一緒になって気合入れをしました。劇場は、演じる側と観客の出会いの場だけでなく、スタッフとの出会いの場でもあるのです。
客席からトメばあちゃんがリヤカーを曳いて登場すると拍手が沸き起こり、後はもう、笑いの渦に飲み込まれ、最後には涙が……。
終演後は、久留米でこの芝居が観られたことを喜んでくれる観客の声が多く、みんな明るい顔で帰っていかれました。ぜひまた、久留米座で元気なトメばあちゃんに再会したいものです。
さて、9月15日から始まった、めくるめくエンゲキ祭1stも、いよいよ、残すところあと10月1日(土)・2日(日)の演劇関係いすと校舎の公演『草、のびて、家。』のみとなりました!
この公演は、久留米シティプラザ内の劇場ではなく、久留米シティプラザから徒歩2分(六ツ門商店街から見えます)のところにある「ほとめきサロン」で行われます。
ここは、元は中華料理屋さんだったところで、普通の家のようなお茶の間と土間があります。そして、この公演は、なんと、そのお茶の間で行われるのです。それを観客は、土間に作った客席から観るわけです。
元々、いすと校舎は、自宅劇場という行橋市にある古民家をそのまま使った場所で公演をしていました。その雰囲気を、そのまま久留米に持ってきてもらいたい、ということで、このほとめきサロンでの公演になったのです。なかなか、普通の劇場では観ることのできない公演ですよ。
めくるめくエンゲキ祭のトリを飾る公演、演劇関係いすと校舎の『草、のびて、家。』を、これまでエンゲキ祭の公演を観てくれた人も、まだ観てないという人も、ぜひ、観にいらしてください!
そして、その後は、17:00から、久留米シティプラザ内のCボックスで、「めくるめく大賞」の発表があるクロージングセレモニーが行われます。そちらにも、ぜひ、お越しください!
写真:演劇関係いすと校舎