久留米シティプラザ 久留米シティプラザ

事前解説・アフタートーク付

能『巴』

「能」で観る女武者・巴の物語
 
『平家物語』に登場する巴御前は、木曽(源)義仲に仕え、共に戦地を駆け抜けた女武者。
能では武士が登場する演目を「修羅能」といい、『巴』は修羅能の中で唯一女性が主役の演目です。
 
能『巴』では、戦場での奮闘や主君への一途な思いが描かれます。
武者として、そして一人の女性として、義仲と最期を共にできなかった悔恨…。
本公演では、忠誠心と愛情あふれる巴を、能楽師・多久島法子が勤めます。
 
また、伝統芸能や古典に見識が深い木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎 主宰)が、開演前にわかりやすく演目を解説。
終演後は、多久島とアフタートークを繰り広げます。
 
 
 
能『巴』

開催日時・場所

2025年2月1日(土)
久留米シティプラザ
久留米座

公演内容
 
  日程
 
2025年2月1日(土) ※開演時間、料金などの詳細は決定次第掲載いたします。
 
 
  プログラム
 
事前解説
能「巴」
アフタートーク
※内容は変更になる場合がございます
 
  あらすじ
 
木曽の僧が都へ行く途中、琵琶湖のほとりの粟津ヶ原で涙を流している女に出会う。女は、この地の祭神である木曽義仲を同郷の僧に弔ってほしいと頼み、自らが亡者であると話して姿を消す。僧は里の者に義仲と巴の話を聞き、女が巴だと確信する。その夜、僧が供養をしていると先ほどの女が武者姿で現れ、巴の霊であると明かす。そして義仲との合戦の日々や主君と最期を共にできなかった無念を語り、救いを求めるのだった。
 
  出演者
 
シテ(里女/巴御前):多久島法子
ワキ(旅僧):御厨誠吾
アイ(所の者):吉住講
 
 
笛:森田光次
小鼓:幸正佳
大鼓:白坂信行
 
 
地謡:多久島利之/今村一夫/久保誠一郎/今村嘉太郎/武富昭/井内政徳
後見:武富康之/山口剛一郎
 
 
 
解説:木ノ下裕一
 
 
  プロフィール
 
 
真吉
多久島法子 [たくしま のりこ]能楽師 観世流シテ方
福岡生まれ、福岡市在住。唐津生まれの祖父、父に続き能楽師となる。人間国宝 大槻文藏に師事。初舞台は2歳で仕舞「老松」。東京藝術大学卒(音楽学部邦楽科能楽専攻)、藝大在学中に「安宅賞」を受賞。講演活動も積極的に行う。能の「紙しばい」を製作し小さな子ども達にも能を楽しもらえるような新しい活動にも積極的。ほかに事前講座「0から能を楽しもう!」、能楽を身近に!をコンセプトとする「NOH組曲」、佐賀県神埼では「能に親しむ会」「子ども能楽教室」、唐津では「唐KARAコンサート」などを開催。大阪では「コラボ企画 能楽師×料理人」を主宰している。
 
 
真吉
木ノ下裕一[きのした ゆういち]木ノ下歌舞伎 主宰
1985年和歌山市生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『娘道成寺』『隅田川』『東海道四谷怪談-通し上演-』『糸井版摂州合邦辻』『義経千本桜-渡海屋・大物浦-』など。2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネート、2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。第38回(令和元年度)京都府文化賞奨励賞受賞。渋谷・コクーン歌舞伎、神田伯山の補綴を務めるなど、外部での古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。まつもと市民芸術館芸術監督団団長。
 
 
 
チケット発売
 
 一般発売 2024年11月23日(土) 10:00~ ※予定
 
 プレイガイド
 
  ■久留米シティプラザ
 
 
 WEB ※会員登録(無料)が必要です。
 
 
 窓口  ※営業時間 10:00~19:00 臨時休館あり
 

お問合せ

久留米シティプラザ(久留米市)

TEL 0942-36-3000(代)
FAX 0942-36-3087
主催 久留米シティプラザ(久留米市)
制作協力 エムアンドエム
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