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こどものあそびばレポート (2024年7月20日)

「こどものあそびば」は、こどもたちがコミュニケーション能力、想像力や表現力を育む機会となることを目指し、2022年6月から実施しているプログラムです。


2024年7月20日(土)に久留米シティプラザ展示室にて開催した「こどものあそびば」の様子をご紹介します。

この日、一緒に遊んだアーティストは、まさきち(真吉)、なぁな(古賀 菜々絵)、マッスィー(五島 真澄)、だん(松永 檀)の4人です。参加した子どもたちは23名。劇作家・演出家の田村さえさんのレポートをお届けします。
 

今回の「こどものあそびば」は、久留米シティプラザ展示室での開催です。
「あと1分で10時だよー!」と、教えてくれる子。やる気満々だね!
みんな夏休み初日なんだって。今日はなにをして遊ぼうか?
とりあえず寝てみる?

…と見せかけて、『踊る!』

次は?
「かくれんぼがしたい!」
でも、隠れるところないよね?どうする?
「知ってる!!そうんでしょ」
そうそう(だじゃれみたい)、隠れる場所がなくても色んな物に「そう」ことで隠れられるんです!
【そいれんぼ】がはじまりました。
「そーいーかい?」 「そーいーよー!!」

みんなうまい!
じゃあ次は「壁に沿うのは×」「ひとりで沿うのは×」にしてやってみよう。
鬼が増えている。見るのも楽しいもんね。
その後方に、おしゃれな「そい」彫刻たち。

次は【じゃんけんれっしゃ】。人数が多いとやりがいがあるね。
長い列の人たちに勝って、とっても喜ぶ人たち。

いつのまにか、段ボールブームが訪れる。

【うみゲーム】がしたい!と、だんからの提案。
うみ?どうするの?
「波を作るの!ザパーン!って。みんなでやってみようよ!」
「ザパーン!」
身体をつかった波と、ダンボール組が組み合わさって、港町のような雰囲気に。
段ボールで波を生み出している人たちも。

その後、工作したい人はクッションのエリアで、まだ身体をつかって遊びたい人たちはホワイトボードの方で分かれて遊ぶことに。

【コンセント鬼】という、タッチの代わりに「コンセント」をガチャっとするゲームを続ける人たち。

忍者修行をする者も。

工作コーナーでは「夏休みの自由研究」をテーマに、制作を開始!

何作ってるんだい?と聞いたら「何か適当に作ってて、多分なんかになるよ!」と楽しそうなアンサー。目標とかなくても、作ること自体が楽しいって、大人になると忘れてしまいがちなんですよね……。

友だちと協力して何か作ってるみたい。

これは大作!潜水艇なんだって。海底は涼しくて気持ち良さそう。

他にも絵を描いたり、段ボール工作をしたり、今回は時間がたっぷりある分みんな多作。
工作も佳境になったところで、イカすコスチュームの者たちと一緒に、なぁなが探検を始めたみたい。
【爆弾ゲーム】【だるまさんがころんだ】など身体で遊んでいた人たちも、じわじわ合流。

それぞれ絵を描いた人の展示コーナー。

こちらは「ねじねじを入れる」研究室。

大きい階段つきのホラーマンションを作った二人。

マッスィーたちが作った新聞紙の道。
歩いてもいいよって言わわれて、靴を脱いで進む人たち。

それをみんなで持ち上げて…。

せーの!

一瞬にしてビリビリになりました。
このあと、みんなでお片付けもしました。 また遊ぼうね!

9月28日(土)はシティプラザを飛び出して、城島総合文化センターで開催。
このレポートを読んで「参加したい!」と思った子は、ぜひ応募してね!

★2024年度の「こどものあそびば」の詳細情報

 
 
 
田村さえ
田村さえ(劇作家・演出家、灯台とスプーン代表)
2015年より灯台とスプーンを結成。女性をはじめ社会の中で生きづらさを感じる人々の姿を描いた作 品を上演している。近年では子ども向けワークショップや高校演劇の外部指導顧問などの活動を通し、 演劇創作の面白さを伝える。