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こどものあそびばレポート(2024年5月19日)

 
「こどものあそびば」は、こどもたちがコミュニケーション能力、想像力や表現力を育む機会となることを目指し、2022年6月から実施しているプログラムです。


2024年5月19日(日)に田主丸総合支所にて開催した「こどものあそびば」の様子をご紹介します。

この日一緒に遊んだアーティストは、まさきち(真吉)、なぁな(古賀 菜々絵)、マッスィー(五島 真澄)、ぶるーの(青野 大輔)、だん(松永 檀)の5人です。参加した子どもたちは18名。劇作家・演出家の田村さえさんのレポートをお届けします。

久留米シティプラザ「こどものあそびば」今回は田主丸編です。
会場は耳納連山がよく見え、広くて開放感あるホール。子どもたちは、始まる前から走ったりバク転したり。

田主丸へようこそ!今日は何をしてあそぶ?
鬼ごっこ、氷鬼、バナナ鬼、ふえ鬼、けいどろ色鬼、隠れ鬼…
中でも人気だった氷鬼とバナナ鬼の中間で、田主丸なので……【みかん鬼】をしよう!
タッチされたら皆それぞれの“みかん”に変身しよう。

みかん鬼をした後は、【鬼ごっこ 歩くバージョン】にもトライ。
歩きだと鬼がぜんぜんタッチできない。「くそー!」

続いては、【だるまさんがころんだ】。
なぁなたちは審判(見る係)。厳しくやるよ。

ちゃんと止まってるかな?だるまさんが、バナナになった。
審判たちも観察してコメント。「くさったように倒れているバナナがあった!」
今度は、【だるまさんがころんだ 変身バージョン】。
『ライオン!』ガオー!っと大きな声。

次は『エベレスト!』

『ピカピカした黄色いキャラクター』をみんなで体現!

『エリザベス女王二世の結婚式!』いろんな役割がありそう。
だるまさんがころんだの後は、手を繋いで輪になり、広がったり縮んだり。
みんなで寝て、一人ずつ起きあがる遊びをしました。お花が開くみたいだね。

子どもたちから【仕掛け人のゲーム】が提案される。
鬼が円の中央で目をつぶり、目を開けたら仕掛け人が動いてみんな真似をする。
動く人の中から、鬼が仕掛け人を当てるゲーム。
最初は鬼を騙せていたけど、だんだん慣れてきて「あの子の方を見てたでしょ」と当てられる仕掛け人。よく見てるね。

いっぱい遊んだ最後は【そいれんぼ】。
隠れる場所がなくても何かに“そう”ことで隠れたことになるゲームです。
「そーいーかい?」「そーいーよ!」

今度は、2人以上でそってみて!こっちこっち!

壁の端から端までそえるかな?
こっち少し足りない!あとひとり!と調整して…
壁から壁までながーい一本になりました!

「いえーい!」

「そろそろお時間がきました」とまさきちが言うと、
「もっとあそびたいでーーす!!!」と大きな声。
(職員に向かって)「お願いしまーーす!」

そしたら、またやりたい!ってアンケートに書いてね。
今日は全力で、身体を使って遊びました。
また会いましょう!

2024年の「こどものあそびば」は、7月13日(土)・14日(日)・20日(土)にも開催。
7月14日(日)はシティプラザを飛び出して、城島総合文化センターで行います。

このレポートを読んで「参加したい!」と思った子は、ぜひ応募してね!

★「こどものあそびば」の応募方法などはこちら

 
 
田村さえ
田村さえ(劇作家・演出家、灯台とスプーン代表)
2015年より灯台とスプーンを結成。女性をはじめ社会の中で生きづらさを感じる人々の姿を描いた作 品を上演している。近年では子ども向けワークショップや高校演劇の外部指導顧問などの活動を通し、 演劇創作の面白さを伝える。