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こどものあそびばレポート (2024年5月18日)

「こどものあそびば」は、こどもたちがコミュニケーション能力、想像力や表現力を育む機会となることを目指し、2022年6月から実施しているプログラムです。


2024年5月18日(土)に久留米シティプラザの中会議室にて開催した「こどものあそびば」の様子をご紹介します。

この日、一緒に遊んだアーティストは、まさきち(真吉)、なぁな(古賀 菜々絵)、マッスィー(五島 真澄)、ぶるーの(青野 大輔)の4人です。参加した子どもたちは22名。劇作家・演出家の田村さえさんのレポートをお届けします。

今年最初の「こどものあそびば」は、みんなで輪になってスタート。

今日はなにして遊ぼうか?

ホワイトボードに書かれた、“そう”って何?“しまゲーム”?

他にも“そいれんぼ”、“こどもいえたいふう”、“でんしんばしら”

不思議なワードが書かれています。

じゃあ【しまゲーム】やってみよう!

手を叩いて、順番に島の名前を言っていく遊び。

島の名前が出てこなかったら「無人島」と言おう。

「島がわからないから城を言いたい!」

だったら城でも、好きな食べ物でもいいよ!

はじめてみると……

能登半島、北海道、ハムスター、いちご、フランス、中国、パンダ…

なんでもありの【しまゲーム】。これはこれで面白い。

 

次は【だるまさんがころんだ】をします!

少しずつレベルアップしていくよ。

レベル1:しずかに振り向くだるまさん。声を出したら気づかれる!

レベル2:ふたりで手を繋いで片足立ち。

レベル3:まさきちが言った数字の数だけ、地面に体の一部をつける

続いての遊びは【そいれんぼ】。

なぁな「壁や床、いろんなものに“そう”ことができたら、隠れたってことにします」

掛け声は「そーいーかい?」「そーいーよー!」
角に沿ったり、連結したり。やるのも見るのも楽しいね。

身体を使ってあそんだ後は、工作タイム。

工作の準備体操かな。

「やおや(アクセサリー)屋さんの設計図を描いて、土地から作ってるよ」

それぞれ近くで違うものを作ったり、協力し合ってひとつのものを作ったり。

別のものを作りつつも、「はさみ貸してー」「このテープどこにあった?」と、

声を掛け合い、いくつかの工作拠点が生まれています。

くぐったら、お菓子の国に行けるタイムマシン!

共同制作のハムスターハウスはスタンプカードを発行しています。(発行費1000円!)

“なんでも新聞社”のなぁなと集まった取材班が、次々にインタビューをしていきます。取材班にはカメラマンも。

「工夫したところはどこですか?」
「ぞうの鼻を線で表現しています」「輪投げを作りました」

「ハンバーガーとオムレツとご飯のお子様ランチです」

「一言どうぞ」
「これからもロボットを作り続けます」


やおや(アクセサリー)ショップもオープンしていました。お金もある!

熱中して作っていたら、そろそろ終わりの時間になりました。
みんないっぱい作ったね。また「こどものあそびば」で遊びましょう!

2024年の「こどものあそびば」は、7月13日(土)・14日(日)・20日(土)にも開催。
7月14日(日)はシティプラザを飛び出して、城島総合文化センターで行います。

このレポートを読んで「参加したい!」と思った子は、ぜひ応募してね!

★「こどものあそびば」の応募方法などはこちら

 
 
田村さえ
田村さえ(劇作家・演出家、灯台とスプーン代表)
2015年より灯台とスプーンを結成。女性をはじめ社会の中で生きづらさを感じる人々の姿を描いた作 品を上演している。近年では子ども向けワークショップや高校演劇の外部指導顧問などの活動を通し、 演劇創作の面白さを伝える。