6/13(土)に開催「齋藤陽道・写真ワークショップ」レポート
久留米シティプラザ館内のオープンスペースを活用し、アーティストと市民が一緒に創り上げる写真展示プロジェクト、「プラザあちこち写真館」。 2024年度から開始した本プロジェクトの第2弾として迎えたのは手話を言語とする写真家・文筆家の齋藤陽道氏です。本プロジェクトでは今年3月のトークイベント『ろうの身体で写真を撮るということ』を皮切りに 6月、7月には写真ワークショップを開催 しました。
2026年6月13日(土)、大会議室で開催した写真ワークショップの様子をご紹介します。
6/13(土)、写真家・齋藤陽道さんを迎え、写真ワークショップを開催しました。
冒頭、齋藤さんが「最近スマホの写真をプリントした方はいますか?」と問いかけると、該当者なし。「自分の"好き"がたくさん入っているのにもったいない!でも、経験上、写真は撮るより選ぶ方が大変。まずは自分の"好き"をはっきり決めることが大切です」と説明し、手書きの質問シートを配布します。

撮影する時は外と室内どちらが好き? 現像する時はカラーとモノクロどちらが好き? などの簡単な質問に参加者が答えます。
「今回の目標は、撮った写真を現像して等身大の布にプリントすること。ペアを組み、手話や筆談、身振り手振りなどで話し合ってお互いを撮影してください」と呼びかけて、いよいよスタートです。
ここから二人1組になり、質問シートの"好き"を共有して撮影する時間です。緑あふれるテラスに出たり、館内の映えスポットを探しに行ったり、ペアごとに行動して撮影し合い、それぞれ好きな写真1枚を選択しました。

続いて現像。齋藤さんが写真をスクリーンに投影し、撮影者の「カラー・暗い・冷たい・ふんわり・ザラっと」という好みに合わせて色彩などを調整すると、どんどん写真が変化していきます。次は「白黒・温かい・ふんわり・ザラッと」の加減を確認しながら細かく調整。

「こんなふうに1枚の写真を深堀りすると、物の見方や世界観が変わります。なぜ好きなのか、好きの根拠を掘り下げて広げていけば、撮りたい写真もわかってくる。ご自身でいろいろと試して、自分が撮りたい写真を撮ってください」と締めくくりました。

