Kurume City Plaza Art Project “See you in Kitano-machi”
久留米シティプラザでは、文化芸術の社会包摂※1 的要素を活用しながら、国籍を超えた相互の信頼につながるネットワークづくりを促進することを目的に、3年間のプロジェクト「北野町で会いましょう」を2023年度から実施しています。
舞台となる北野町は、久留米市の北部に位置する農業が盛んなまち。
農家での技能実習生の受け入れ等が増えており、在住外国人率※2 が久留米市内で最も高い地域です。
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※1. 社会包摂とは、違いのある人たちを、違いを尊重したまま受け入れる社会を目指そうという考え方(文化庁×九州大学共同研究チーム「はじめての“社会包摂×文化芸術”ハンドブック」より)
※2. 北野町の在住外国人率:3.8%、久留米市平均:1.6%
(令和4年8月在留外国人数、令和4年9月久留米市の現況より)
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2024年度 実施概要
2024年度は、ダンスワークショップ(ダンス編)を4回と、歌を中心にしたワークショップ(うた編)を2回実施します。
ダンス編は、国内外での活動を盛んに行う経験豊富なダンサーたちが進行。うた編は、北九州市在住の劇作家・演出家で、ラップ音楽にも造詣が深い穴迫信一さんが、コミュニケーションゲームを活用しながら進行します。
■ ダンス編
音楽にあわせ、身体を通じたコミュニケーションにチャレンジ!
進行:
仁⽥晶凱(ダンサー / Co.山田うん)
須﨑汐理(ダンサー / Co.山田うん)
川合ロン(ダンサー / Co.山田うん)
百田彩乃(振付家・ダンサー/だーのだんす主宰)
真吉(振付家・ダンサー)
日時・会場
(1) 2024年6月23日(日)13:00~14:00
会場:コスモすまいる北野 多目的ルーム
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(2) 2024年7月21日(日)13:00~14:00
会場:コスモすまいる北野 多目的ルーム
(3) 2024年10月27日(日)13:00~14:00
会場:コスモスフェスティバル in コスモスパーク
(4) 2024年12月8日(日)13:00~14:00
会場:コスモすまいる北野 多目的ルーム
■ うた編
オリジナル曲「北野町で会いました」の歌詞作りに挑戦しました。
進行:穴迫信一(劇作家・演出家 / ブルーエゴナク代表)
演奏:かみもと千春(俳優、音楽家 / 劇団こふく劇場所属)
日時・会場
(1) 2024年5月12日(日)14:00~15:00
会場:北野生涯学習センター 多目的ルーム
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(2) 2024年6月2日(日)14:00~15:00
会場:コスモすまいる北野 多目的ルーム
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参加者募集
どなたでも気軽に参加できる身近な国際交流事業です。北野町近郊に住む外国籍の方々と一緒に、ダンスや歌で交流しませんか。
■ ダンス編
日時:2024年1月21日(日)13:00~14:00
会場:コスモすまいる北野 多目的ルーム
対象:小学生以上
定員:20名(先着順)
参加料:無料
応募締切:2024年1月11日(木)
※締切後、定員に満たない場合は受付を延長します。詳しくはお問合せください。
応募方法
次の (1)~(4) を明記の上、応募先までメールかお電話でお申込みください。
(1) 参加希望日 (2) 氏名(ふりがな) (3) 住所 (4) 電話番号
※メールでの応募の場合、返信をもって受付完了とします。5日以上たっても返信がない場合は、お問い合わせ先までご確認願います。
ご応募・お問合せ先
住 所:〒830-0031 久留米市六ツ門町8-1
メール:kcp-j@city.kurume.lg.jp
宛 先:久留米シティプラザ「北野町で会いましょう」係
電 話:0942-36-3000(10:00~19:00/全館保守点検による休館あり)
FAX:0942-36-3087
プロフィール
■ ダンス編
山田 うん (ダンサー・振付家 / Co.山田うん 主宰)
7歳より民謡を踊り、その後バレエや舞踏を学び、1996年振付家デビュー。2000年フランスから帰国しダンスカンパニーを設立。2017年文化庁文化交流使として、舞台や指導、交流活動を世界11カ国で実施。近年は東京2020五輪閉会式での振付や、演劇の演出、脚本、作詞、サイエンスとの共同製作などダンスの枠組を超えた活動も。芸術選奨、江口隆哉賞など受賞歴多数。
仁⽥ 晶凱 (ダンサー / Co.山田うん)
クラシックバレエ、ブレイクダンスなど様々なダンステクニックを横断し、日本大学藝術学部へ進学。中退しベルギー・ブリュッセルのダンス専門学校P.A.R.T.S.(パーツ)で振付を学ぶ。ダンサー、振付家として国内外の舞台やMVで活躍中。また、2020年はコロナ禍と共にオンラインコミュニティセンター「文舞両道」を立ち上げるなど、社会性と芸術性を持ったユニークな活動を展開している。
須﨑 汐理 (ダンサー / Co.山田うん)
4歳からモダンダンスを始め15歳より金井桃枝舞踊研究所に入所。現代舞踊、コンテンポラリーダンス、クラシックバレエを学ぶ。日本大学藝術学部演劇学科の卒業制作にて藝術学部⻑賞を受賞。卒業後イタリアに渡り、Dance Arts Faculty in Italyで研鑽を積み帰国。ダイナミックな表現力でダンサーとして舞台で活躍すると同時に、国連で難民救助の活動などにも参加している。
Co.山田うん
2002年振付家・ダンサー山田うん設立のダンスカンパニー。バレエやストリートダンスなど多ジャンルのバックグラウンドを持つトップダンサー、振付家、演出家、モデル、俳優、指導者などが所属。国内外でのステージツアーと共に、学校や施設でのワークショップを継続的に実施。ダンスを通じて芸術、娯楽、福祉、教育といった垣根を超えたダイナミックな活動を展開している。
■ うた編
穴迫 信一 (劇作家・演出家 / ブルーエゴナク代表)
2012年に福岡県北九州市でブルーエゴナクを旗揚げ。以降、全作品の作・演出を務める。地域を拠点に演劇の創造と上演を趣旨として活動。これまでに市場や都市モノレールを舞台に作品を製作するなど、地域との共同製作も多数。セゾン文化財団セゾン・フェローΙ、桐朋学園芸術短期大学非常勤講師、THEATRE E9 KYOTO第3期アソシエイト・アーティスト。
かみもと 千春 (俳優、音楽家 / 劇団こふく劇場所属)
宮崎県出身。舞台俳優として「ことば」の音楽性にこだわり、一方でミュージシャンとして音楽の持つ「ことば」を手がかりに、この世に生まれた一個の人間の中にあるドラマを描きだす楽曲をつくり続けている。ステージ(舞台)という場所に立つそのたたずまいは、「自然の中に静かに在るよう」と評されている。「チャルネイロ」名義でサポートメンバーとともにライブなど多数。演劇作品や他アーティストなどへの楽曲提供もしている。
■ 企画監修
神本 秀爾 (久留米大学文学部国際文化学科准教授)
専門は文化人類学。主著『レゲエという実践-ラスタファーライの文化人類学』(京都大学学術出版会,2017)、「加工を通じて雄弁な身体を獲得する――肌を脱色するジャマイカ黒人の新たな美学」(『黒人研究』85, 2016)など。地域の魅力をテーマにした楽曲・映像制作グループ〈チクゴズ〉を2016年にゼミ生を中心として立ち上げ、「みあれうた」(2021年度 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会 委託事業)など8曲を制作している。
主催:久留米シティプラザ(久留米市) 協力:久留米大学文学部国際文化学科