音楽と絵が織りなす「展覧会の絵コンサート」レポ
10/25(日)、ザ・グランドホールで行われた「展覧会の絵コンサート」の様子をご紹介します。
この日のザ・グランドホールは、いつもとちょっぴり雰囲気が違います。
ロビーの壁一面に彩られた子どもたちの絵でお客様をお迎えしました。
(この絵は、9月に実施した「展覧会の絵ワークショップ」にて、子どもたちが、中川賢一さん演奏の組曲「展覧会の絵」から想像して描いた作品です)
そして、待ちに待ったコンサートは、組曲「展覧会の絵」より“プロムナード”の凛と澄み渡った心地よい音色で幕が開きました。
第一部では、うっとりするようなクラシックの名曲から日本を代表する作曲家・武満徹の現代音楽まで盛りだくさんの内容。
武満徹が作曲した「ピアニスト(たち)のためのコロナ(1962)」では、
あまり馴染みのない図形楽譜について、中川さんがわかりやすく解説。
ピアノの内部を手で弾いたり、ゴムでグリッサンドをしたりと、内部奏法によるピアノの演奏もお楽しみいただきました。
第一部の最後は、ラフマニノフ作曲の「前奏曲変ニ長調 作品32-13」。
美しく豊かな音色がホールいっぱいに響き渡り、その息を呑むような演奏に酔いしれました。
第二部の組曲「展覧会の絵」では、
200枚を超える個性豊かな子どもたちの絵と中川賢一さんが奏でる迫力いっぱいの音楽がコラボレーション!
ステージ上の大きなスクリーンには、演奏に合わせて子どもたちの絵が次々に登場!
最後は圧巻のフィナーレで、客席は大きな拍手に包まれました。
写真撮影:Light Stage 藤田浩貴
本公演の中から、
・「ピアニスト(たち)のためのコロナ(1962)」
・組曲「展覧会の絵」より“キエフの大門”
の映像をお届けします♪
ぜひお楽しみください!