久留米シティプラザ 久留米シティプラザ

【久留米シティプラザ季刊誌vol.3<2024年冬号>&レポート】

久留米シティプラザでは、隔月発行していた情報誌を4月より年4回の季刊誌にリニューアルしました。2024年8月に市内で行った表紙撮影の様子をお届けします。

★季刊誌vol.3のダウンロードはこちらから

 冬号の表紙を飾るのは、2025年3月に展示を控える「プラザあちこち写真館」vol.1 写真家・浅田政志×久留米市「わたしとくるめ」の10の題材の中から「ラーメン」の写真です。

 寄せられたエピソードは、「私は熱々を食べたい派。だからラーメンもすぐ食べたい。子どもが生まれてからは、自分のラーメンを取り分けて、食べさせて、こぼされて。すっかりのびたラーメンにモヤモヤ。」から始まり、我が子の成長とともに注文するメニューや食べる量が変化していく様子が綴られていました。

 投稿者は被写体としての協力も快諾。夏の盛りの週末、家族4人揃っての撮影となりました。場所は、足繁く通っているという大砲ラーメン合川店。営業時間前の店内にはテキパキと開店準備を進めるスタッフたち。厨房には白い湯気が立ち上り、食欲をそそる豚骨スープの香りが漂っています。

 まず、浅田氏が店内をくまなくロケハンして、テーブルとアングルを決定。通常なら2人ずつ対面で座る座敷の片側に、4人がギュっと身を寄せ合って座ることになりました。


 続いて衣装の準備。各自が白いTシャツに、ラーメンを食べる際のこだわりや思いを手書きします。個性あふれるTシャツに着替え、持参した白タオルを額に巻いたら準備OK!そこへ浅田氏扮する“あさっぱ”が登場すると、なんと店長から直々に前掛けとハチマキが貸与され…(一時的に)店長の大役を仰せつかりました。


「熱々のラーメンを食べてほしいから最速で撮影します」と浅田氏。ラーメンを置く場所、ひとり一人のポーズや視線を細かく決めながら念入りにリハーサルし、ラーメンが到着したところでレンズの曇った眼鏡を装着。いよいよ本番です!


 目の前でお預けをくらい「早く食べたいよ~」と催促する子どもたちに「一瞬待って!」とシャッターを切る浅田氏。モニターを確認して無事に撮影が終了すると、早速4人は熱々のラーメンを堪能。スタッフが機材を片付けて撤収するころには、キレイに完食していました。


 Tシャツの手書きコメントと表情がリンクした楽しい家族写真。3月1日(土)~30日(日)の展示では、拡大バージョンをエピソード全文とともに無料でお楽しみいただけます。ぜひご来場ください。

★季刊誌vol.3のダウンロードはこちらから

※館内や市内および近隣の公共施設などにも設置しています。
撮影協力:大砲ラーメン合川店

 

【久留米シティプラザ季刊誌vol.3<2024年冬号>&レポート】

2024年12月12日