昨日、鹿児島の伊佐市から来てくれた演劇集団非常口の公演「チャチャトゥールの穴」の初日が終わりました。

なかなか奥の深い作品で、久留米で、こういう見応えのある公演が観られたこと、観てもらえることができたことが、とても嬉しいです。

ここに描かれている世界を、単に表面的に捉えるのではなく、いろいろ、あれはこうなのかな、これはこういうことかな、と考えてほしいと思います。想像力を働かせながら観ることができるのも、演劇の魅力のひとつですから。

　演劇集団非常口「チャチャトゥールの穴」

さて、いよいよ明日は、私が演出する「チッタチッタの抜け殻を満たして、と僕ら」の上演です。

この作品は、熊本の劇団ゼロソーの河野ミチユキさんが書いた、昨年度の九州戯曲賞受賞作品で、ゼロソーの公演以外は、ほかで上演されていません。今回は、この公演のために、６月から始まった「くるめ演劇塾」の受講生の中から、この作品の上演に合っている人たちに声を掛け、出演者を選びました。リーディングとはいえ、本格的な舞台は初めての人たちばかりです。一ヵ月半前から始めた、実質２週間ほどの稽古でしたが、その成果をご覧いただけたらと思います。

明日、９月25日（日）17:00から、久留米座で１回だけの公演です。世代を超えて楽しめる作品ですので、ぜひ、みなさま、お誘い合わせの上、おいでください！