19日の「高校生チアーズ！」南筑高校と浮羽工業高校、そして、高校生が出演する九州戯曲賞受賞作「家出」のリーディングも無事終わりました。

地元の高校生たちによる初めての久留米座での公演は、いつもの高校演劇の大会とは違う客層の方々が多くいらしてくれました。高校演劇の良さをあらためて知りましたという声も多く、久留米座の舞台に立てた高校生たちも喜んでくれて、良かったです。

これからも、将来楽しみな若い演劇人たちを応援していきたいですね。

　南筑高校

　「家出」

　浮羽工業高校

 

さて、明日は、夜の６時から、長崎の諫早市から来てくれる劇団ヒロシ軍の公演があります。九州の演劇関係者の間では以前から話題になっている劇団で、これまでにもコントなどの小さな公演を九州のあちこちで行っていましたが、今回は、久しぶりの新作で大作です。

ちょっとシュールな世界に笑いが散りばめられていて、それでいて熱い！　という、九州のほかの劇団ではなかなか観ることのできない、個性溢れる世界が展開します。

久留米座でのヒロシ軍の公演、これは、演劇ファンならずとも、見逃すともったいないですよ！

　劇団ヒロシ軍

 

そして、23日（金）・24日（土）には、Ｃボックスで演劇集団非常口の、こちらも新作の「チャチャトゥールの穴」があります。非常口は、今年旗揚げ15周年を迎えた実力ある劇団で、鹿児島の伊佐市を拠点に活動しています。福岡での公演は３年ぶりになるので、期待が高まりますね。こちらも、演劇ファンはもちろんのこと、予告編を見た一般の方からも「おもしろそう！」「観てみたい！」という声をたくさんいただいています。18日には戯曲講座の講師もしていただいた九州戯曲賞作家の島田佳代さんの新作です。ぜひ、お見逃しなく！

　演劇集団非常口

さらに、25日（日）には、九州戯曲賞受賞作「チッタチッタの抜け殻を満たして、と僕ら」のリーディング公演もありますが、それについては、また。

 

写真：劇団ヒロシ軍