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「北野町で会いましょう」2024.ダンス編レポート(2)

久留米シティプラザでは、北野町において、文化芸術の社会包摂的要素を活用しながら、国籍を超えた相互の信頼につながるネットワークづくりを促進することを目的に、3年間のプロジェクト「北野町で会いましょう」を2023年度から実施しています。 ★2024年度の詳細はこちら
 

2024年7月21日(日)13:00~14:00に、コスモすまいる北野 多目的ルームにて開催した「ダンス編」2回目の模様をご紹介します。

この日の進行は、ダンサーの百田彩乃さん、仁田晶凱さん、真吉さん。子どもを含む11名が参加しました。
まずは、百田さんの合図にあわせてウォーミングアップ。手を左右に振ったり、上げたり下げたりした後は、力士の四股を踏むポーズ。
徐々に身体が慣れてきたところで、人間の成長をイメージして体を動かしていきます。お母さんのお腹の中の胎児のように横たわり、ゴローンゴローンと転がります。そして赤ちゃんのように四つん這いでハイハイ、次に立ち上がり二足歩行、猿のように手をブラブラさせながら歩いていると、「酔っぱらって歩いているみたい」「ゾンビみたい」と笑顔で話す参加者たち。
ウォーミングアップの仕上げは、全員で手をつないで一つの輪になり、そのまま、となりの参加者との間を順番にくぐりぬけていきます。ところどころで絡み合ったり、もつれたりもしましたが、最後までみんな手を離さずにもとの輪に戻ると、参加者たちからは自然と拍手が起こりました。


休憩後は、「ふれる」をテーマに進行。
まず二人一組になってジャンケン。勝った人がリーダーです。
手のひらと手のひらをあわせ、リーダーから離れないように一緒に動いてみます。「言葉で話さなくても、身体がつながっていると心の会話ができます」と仁田さん。各ペアは工夫しながら早く動いてみたり、遅くしてみたり、上げたり下げたり、相手の変化を予想しながら動いていきます。言葉ではなく、手の動きだけでのコミュニケーションです。
百田さんが「次はふれる場所を変えてみましょう」と言うと、肘と肘、足と足、背中と背中、手のひらと頭など、思いつくままに身体の一部をあわせます。

途中、何度かペアを交代しながら進行していくと、参加者同士の心が自然と通じあい、一つにまとまりました。
イベント終了後、「農業では何を作っているの?」「どうやって来たの?」「雨は大丈夫だった?」「大学生?」「何歳?」など、参加者たちは国籍を超えて言葉でのコミュニケーションを楽しんでいました。

 

参加者の声を一部ご紹介します。

・目を合わせながら、一緒に動くのが楽しかった。子どもも参加して笑顔があふれました。
 

・はじめは不安でいっぱいだったけど、ちっちゃい子から大人の方、アーティストと身体だけでコミュニケーションをとれて楽しかったです。

 

・It was very fun. I enjoy the program. Everybody was friendly. It was interesting. very Impressive
(とても楽しかったです。みんなフレンドリーで、印象的で、興味深いプログラムでした)

 

・I feel us so very interesting and relaxing our body and mind so very communicate to other people very important .Thank you so much. matane!
(とても興味深く、体も心もリラックスできました。他の人たちとのコミュニケーションが非常に重要であると感じています。ありがとう。またね!)

  
 


次回の「北野町で会いましょう」は、10月27日(日)です。
国際交流に興味のある方、身体を通じたコミュニケーションにチャレンジしてみたい方、ぜひ参加お待ちしております!

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「北野町で会いましょう」2024.ダンス編レポート(2)

2024年09月13日