團伊玖磨と久留米 メモリアルコンサート | 久留米シティプラザ

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東京混声合唱団 × 九州交響楽団

團伊玖磨と久留米 メモリアルコンサート

 
久留米、九州との関係を紐解きながら楽曲を味わう
 
 
久留米シティプラザは開館10周年の節目に際し、久留米にゆかりの深い作曲家・團伊玖磨の楽曲によるコンサートを開催します。
 
團伊玖磨は、常に日本の歴史・伝統・文化と、そこに生きる人々を見つめて作曲しました。和のリズムが心地よい「日本からの手紙第2番」。戦後の復興と平和を奏でる「祝典行進曲」。東洋への眼差しが管弦楽で炸裂する「シルクロード」。日本オペラの傑作「夕鶴」のアリア。特に代表作「筑後川」は、團が筑後川のほとりを歩いて、舟に乗り、流域のまちの美しさ、人々を思って作曲したもので、初演から58年経ってもなお愛され、歌われ続ける傑作です。
 
出演は、数々のオーケストラで活躍している指揮者・齊藤一郎、国内外の多くのオペラに出演しているソプラノ歌手・小林沙羅、日本有数のプロ合唱団・東京混声合唱団、そして九州随一のプロオーケストラである九州交響楽団。音楽界のトッププレーヤーが集結し、戦後日本の作曲界を牽引した團伊玖磨の楽曲をお届けします。
 
一滴の水が川となり海に至るように「筑後川」と「西海讃歌」を配した、壮大で美しい久留米ならではのコンサートをお楽しみください。
 
 
 
 
ー 久留米市と團伊玖磨 ー
團伊玖磨の妹がブリヂストン2代目社長・石橋幹一郎の妻という縁で、久留米音協合唱団が制作を依頼し「筑後川」が誕生しました。「久留米市の歌」「ブリヂストン・マーチ」「久留米大学学歌」などの作曲も手掛け、久留米市文化章を受章。
團伊玖磨と久留米 メモリアルコンサート

團伊玖磨 生誕100年記念コンサート 撮影:横川寛人

開催日時・場所

2026年5月17日(日)
久留米シティプラザ
福岡県久留米市六ツ門8-1
ザ・グランドホール

 
内容
 
  日程
 
2026年
5月17日(日) 15:00開演(開場14:30)
 
 
  料金
 
決定次第掲載いたします

 
  鑑賞サポート
 
お客様の鑑賞に際して以下のご用意をしております。
 
●目のみえない・みえづらいお客様へ
公演当日、サポートが必要な場合は事前にご相談ください。
【お申込み】 チケットをご購入いただく前に、下記までお問合せください。なお、同伴の介助者がいらっしゃる場合は事前にお知らせください。
 
●車椅子をご利用のお客様へ
車椅子席をご用意しております。
【お申込み】 
座席位置・提供数に限りがございますので、チケットをご購入いただく前に、下記までお問合せください。なお、同伴の介助者がいらっしゃる場合は事前にお知らせください。
 
 
 
●未就学児のお子様がいらっしゃるお客様へ
託児サービス(定員あり/無料)
※開場15分前から終演30分後まで、生後3ケ月から未就学児までのお子様をお預かりします。
【お申込み】
下記リンク先の申込フォームに必要事項をご入力の上お申込みください。
 託児サービス申込フォーム  ※2月28日(土)10:00~5月1日(金)締切
 
【鑑賞サポートのお問い合わせ】
     メール:kcp-j@city.kurume.lg.jp  
TEL:0942-36-3084
 
 
 
  出演
 
齊藤一郎[指揮]
小林沙羅[ソプラノ]
東京混声合唱団
九州交響楽団

 
 
  プログラム
 
≪ 第一部 ≫
久留米市民のためのファンファーレ
日本からの手紙 第2番
オペラ「夕鶴」より 〈ソプラノ:小林沙羅〉
前奏-アリア「私の大事なよひょう」-間奏曲 -アリア「さようなら」
管弦楽組曲「シルクロード」
 
≪ 第二部 ≫
祝典行進曲(管弦楽版)
管弦楽と合唱のための「西海讃歌」〈合唱:東京混声合唱団〉
混声合唱組曲「筑後川」〈合唱:東京混声合唱団〉
 

  ※曲目は変更になる場合がございます。

 
 
 プロフィール
 
團伊玖磨[だん いくま(1924-2001)]
オペラ《夕鶴》、合唱曲《筑後川》をはじめ、《ぞうさん》《ラジオ体操第二》《花の街》など、多くの国民的名曲を生んだ作曲家。少年期に山田耕筰に見出され、東京音楽学校で学んだ。オペラ7作、交響曲6作を創作の柱に、《シルクロード》《祝典行進曲》など、管弦楽、吹奏楽、合唱など全ジャンルで愛される作品を残した。雄大なスケール感と歌謡性、堅固な構造美が作風の特徴であり、九州各地の自然や人々の営みを歌いあげる作品も数多い。芥川也寸志、黛敏郎と「3人の会」を結成して、戦後音楽界に大きな足跡を残し、前衛に揺らぐことなく信念を貫いた。旅を愛し、随筆集『パイプのけむり』全27巻など著書多数。2001年5月17日、旅行先の中国・蘇州で急逝。2026年が没25年となる。
 
 
 
 出演者プロフィール
 
指揮 齊藤一郎[さいとう いちろう]
福井県大野市出身。東京藝術大学音楽学部指揮科卒業。安宅賞受賞。指揮を伊藤栄一、遠藤雅古、岩城宏之、若杉弘、湯浅勇治、佐渡裕、P・デシュパイ、L・ハーガー、E・アッツェルの各氏に師事。文化庁新進芸術家海外研修員として欧州留学。NHK交響楽団アシスタントコンダクターを経て、セントラル愛知交響楽団常任指揮者、現在首席客演指揮者。京都フィルハーモニー室内合奏団音楽監督を歴任。古典から現代まで幅広いレパートリーを持ち、音楽界の巨匠の再評価を行う。2024年、團伊玖磨生誕100年記念コンサートを指揮。読売日本交響楽団、東京混声合唱団と共演して高い評価を得た。名古屋音楽ペンクラブ賞、佐川吉男音楽賞奨励賞等を受賞。
 
松田拓之
ソプラノ 小林沙羅[こばやし さら]
東京藝術大学及び同大学院修了。2010~15年ウィーンとローマにて研鑚を積む。2012年ブルガリア国立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』で欧州デビュー。2015年及び20年野田秀樹演出『フィガロの結婚』、2017年三枝成彰『狂おしき真夏の一日』、藤原歌劇団『カルメン』、2019年『ドン・ジョバンニ』、2021年岡田利規演出の『夕鶴』、姫路市での『千姫』、2023年井上道義『降福からの道』、佐渡裕指揮『ドン・ジョヴァンニ』など話題作に続々出演。2024年には團伊玖磨生誕100年記念コンサートに出演。また、マーラー「交響曲第4番」、フォーレ「レクイエム 」、ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』より「愛の死」等、ソリストとしても多くのオーケストラと共演。アルバム「日本の詩(うた)」他をリリース。第27回出光音楽賞、第20回ホテルオークラ賞受賞。日本声楽アカデミー会員。藤原歌劇団団員。大阪芸術大学准教授。
 
山内俊輔
東京混声合唱団[とうきょうこんせいがっしょうだん]
1956年に創設された日本を代表するプロ合唱団。コンサートの開催を演奏活動の中心に置き、広範な分野の合唱作品の開拓と普及に取り組んでいる。東京、大阪での定期演奏会を核とし、海外公演を含む年間の活動は150回を数える。 レパートリーは、創立以来行っている作曲委嘱活動で生まれた250曲を超える作品群をはじめ、内外の古典から現代作品までと全合唱分野を網羅している。サントリー音楽賞、中島健蔵音楽賞、文化庁芸術祭大賞などを受賞。
 
九州交響楽団[きゅうしゅうこうきょうがくだん]
1953年創立。九州の音楽界をリードするプロのオーケストラとして、アクロス福岡での定期演奏会をはじめ、天神でクラシック、名曲・午後のオーケストラ等の自主公演の他、青少年向けのコンサート、オペラやバレエ、合唱との共演、ファミリーコンサートなど、福岡県を中心に九州各地で年間約150回の演奏活動を行っている。2024年4月に首席指揮者に太田弦、ミュージック・アドバイザーに篠崎史紀が就任。これまでに福岡市文化賞、西日本文化賞、文部大臣地域文化功労賞、福岡県文化賞を受賞。
 
 
チケット発売
 

【一般発売】2026年 2月 28日(土) 10:00~ 

 
 プレイガイド
 
  ■久留米シティプラザ
 
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 窓口 ※窓口営業時間 10:00~19:00 全館保守点検による休館あり

 
鑑賞マナーについて
(2022年12月1日付)
 
【お客様へのお願い】
 詳しくはこちら(PDF)

お問合せ

久留米シティプラザ(久留米市)

TEL 0942-36-3000(代)
FAX 0942-36-3087
主催 久留米シティプラザ(久留米市)
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