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久留米シティプラザ キッズプログラム2024

『小さな王子さま』

このイベントは終了しました

心温まるセリフ、軽やかな身体表現でお届けする
サン=テグジュペリ『LE PETIT PRINCE(星の王子さま)』に着想を得たお芝居。
 
 
久留米シティプラザでは、未来を担うこどもたちに、自由な感性や創造力を育んでほしいという願いを込めて、子どもと大人が一緒に楽しめる作品の上演やワークショップを行う「久留米シティプラザ キッズプログラム」を展開。今秋、演劇作品『小さな王子さま』を上演します。
 
 
『小さな王子さま』
(2023年 座・高円寺) 撮影:梁丞佑
 
目に見えない大切なもの、次世代に何を残しますか?

砂漠のまんなかに不時着した飛行士に、小さな王子さまが話します。自分が住んでいる遠い星や、そこに残してきたたったひとつの花のこと、旅の途中で出会ったいろいろな人のこと、そして地球で目にした出来事、出会ったヘビやキツネのこと…。
小さな王子さまが旅をしながら直面するのは、気候変動や戦争など、今の私たちにとって重要な問題ばかり。子どもから大人に向けたメッセージが沢山散りばめられています。一緒に“大切なもの”を探す旅にでかけませんか。

『小さな王子さま』

開催日時・場所

2024年10月20日(日)
久留米シティプラザ
福岡県久留米市六ツ門8-1
久留米座

公演内容
 
  日程
 
2024年10月20日(日)  13:30 開演(13:00 開場)
 
< 上演時間:約65分予定 >
< 言語:日本語 >
 
 
  料金 【全席指定/税込】
 
おとな:2,000円  
こども(中学生以下):1,000円  
おとな・こどもペア券:2,500円
 
※3歳以下のご入場はご遠慮ください。
※託児サービス有(定員有/無料) 受付は9月7日(土)10:00~
※車椅子でご来場の方は事前に久留米シティプラザまでお問い合わせください。
※「おとな・こどもペア券」は前売りのみとなります。
 
 
  鑑賞サポート 【事前申込制】
 
本公演では、お客様の鑑賞に際して以下のご用意をしております。
車椅子でご来場のお客様へ
車椅子席をご用意しております。
同伴の介助者がいらっしゃる場合は、あわせてご相談ください。
 
未就学児のお子様がいらっしゃるお客様へ
託児サービス(定員あり/無料)
※開場15分前から終演30分後まで、生後3ヵ月から3歳以下までのお子様をお預かりします。
 
【お申込み】
申込期間:9月7日(土)10:00~ 10月5日(土)23:59 ※先着順・定員になり次第受付終了
申込方法:下記リンク先の申込フォームに必要事項をご入力のうえお申込みください。

  託児サービス申込フォーム 

 
 
  スタッフ・キャスト
 
脚本・演出:テレ―サ・ルドヴィコ
翻訳・通訳:石川若枝
台本監修:佐藤信
美術:ルカ・ルッツァ
照明:榊美香
音響:島猛
衣裳:ラウラ・コロンボ
美術製作進行:大島広子
衣裳製作:今村あずさ
小道具製作:篠川理湖
振付アドヴァイザー:楠原竜也
ラップ監修:ヤングドーナツ
舞台監督:佐藤昭子
出演:高田恵篤、高橋優太、曽田明宏、酒井直之、山崎眞結、藤村港平、浅川奏瑛
企画・制作:NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺
 
  あらすじ
 
 

砂漠のまんなかに不時着した飛行士のもとに、小さな王子さまがあらわれて、飛行士に語りかける。
「ねえ……ヒツジの絵を描いて」
話しているうちに、王子さまの星はヒツジを繋いでおく必要がないくらい小さいこと、
ある日運ばれてきた種から一輪の花が咲いたこと、王子さまはその花が大好きなこと、
その花を残して生まれて初めての旅にでたこと、がわかる。
最初に訪ねた星には、なんでも命令する王さまが住んでいた。
それから、自分が一番かっこいいと思っているうぬぼれ屋、株式市場の暴落にあくせくしているビジネスマン、
学者、地球では気候変動について無責任に話し合う国のリーダーたちと出会っていくうちに、
王子さまは、ひとりぼっちに残してきてしまったバラのことが心配になる。
突然、サイレンが鳴り響き、閃光がはしる。
「緊急速報です。多くの建物が破壊されています。みなさん避難してください」王子が目にしたものは……

 
 プロフィール
 
Teresa Ludovico[テレーサ・ルドヴィコ]
1993年よりテアトロ・キズメット(イタリア)で脚本、演出を手掛ける。世界各国で称賛を浴びた『美女と野獣』は、イタリア国内で「子どもと青少年向けの演劇ベストワン(lo stregagatto賞)」を受賞。『小さな王子さま』は、座・高円寺開館記念につくった『旅とあいつとお姫さま』、『ピノッキオ』に次ぐ3作目。日本では他に『雪の女王』『にんぎょひめ』を演出。
 
 
脚本・演出のテレーサ・ルドヴィコさんより創作に向けてメッセージ
私は長年、子どもにも大人にも関心を持ってもらえる物語を舞台化してきました。『星の王子さま』はそうしたお話の一つです。作者は冒頭で記します。「すべての大人はかつて子どもだった。しかしそのことを覚えている大人は少ない」。本来、子どもの世界と大人の世界はぴったり一つに重なるはずなのに、大人は自分が子どもだった時のことを忘れ、二つの世界に分かれてしまっています。例えば、幸福とはモノやコトそれ自体ではなく、それらをどうとらえるかということです。子どもは無意識のうちに、驚きや無邪気さ、あるいは好奇心を持ったり、感激したりすることを通して、幸福になる術を知っています。しかし、大人になると多くの場合、こうした幸福を見失ってしまいます。
このお話のなかで王子さまは、飛行士の子ども時代を象徴しています。砂漠で出会った小さな王子さまは、銀河の星々で出会った人々に感じたことを飛行士に語ります。例えば、暴力や憎しみはたちまち大きくなるけれど、愛と友情はゆっくり育まれるということ。地球で出会ったキツネが王子さまに教えてくれたのは、関係を築くということは相手にとってかけがえのない存在になること。そしてそれには時間と忍耐と献身が必要だということ。
「心で見ないとものごとは見えない。大事なことは目には見えない」キツネは別れていく友だちにこう言いました。
小さな王子さまは、飛行士が忘れてしまっているかもしれない大事なことを思い出させるかのような存在です。小さな王子さまの宇宙の旅は、私たちに生きることの意味、友だちの意味、愛について考えるよう促しているのです。
 
 
チケット発売
 
一般発売 
2024年9月7日(土)10:00~
 
 プレイガイド
 
  ■久留米シティプラザ  
 
 WEB ※会員登録が必要です
 
 窓口  ※営業時間 10:00~19:00 臨時休館あり
 
 
舞台写真
 
『小さな王子さま』
(2023年 座・高円寺) 撮影:梁丞佑
 
 
鑑賞マナーについて
(2022年12月1日付)
 
【お客様へのお願い】
 詳しくはこちら(PDF)

お問合せ

久留米シティプラザ(久留米市)

TEL 0942-36-3000(代)
FAX 0942-36-3087
主催 久留米シティプラザ(久留米市)
企画・制作 NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺
後援 久留米市教育委員会、イタリア文化会館
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