久留米シティプラザ 久留米シティプラザ

「0歳からのミュージックコンサート~おとのたび~」レポート

 

2024年4月14日(日)に久留米座で開催した、久留米シティプラザ キッズプログラム2024「0歳からのミュージックコンサート~おとのたび~」の様子をご紹介します。

ピアノの新崎誠実さんとパーカッションの野尻小矢佳さんが奏でる多彩な音色とリズムの世界。チケットは即完売し、約350人のお客様が来場しました。客席は小さな子どもたちがいっぱい!コンサートは ♪ ジーウィズ の軽快なリズムで幕を開けました。
 
 
次は音の出る秘密を探ります。ピアノの音は、どうやって出ているのでしょう?
ハンディカメラを使ってピアノの内部をスクリーンに映し出し、新崎さんが音の出る仕組みを教えてくれました。
♪「花のワルツ」では、新崎さんの手元やピアノの内部、シロフォン(木琴)を演奏する野尻さんの手元を交互にクローズアップ!音の出る秘密、わかりましたか?
 
♪「おもちゃの兵隊の行進」では、リズムにのって身体も楽器の一部に。
手拍子、足踏み…客席のリズムがそろって演奏を盛り上げます。
 
♪「にじ」では「気持ち」「晴れる」などの言葉を手話で一緒に表現しました。幼稚園や保育園、学校などで見聞きしていた方が多かったようで、客席も一緒に歌いながら手話をしました。久留米シティプラザでは車いす席のほか、一部の主催公演でポータブル字幕機などの鑑賞サポートも行っています。
 
♪「月の光」では、野尻さんがオーシャンドラムを使って‟生まれる前から出逢う音”を再現。客席を歩きながら演奏しました。静かなピアノの音色に、波の音に似たオーシャンドラム。お母さんのおなかにいた時のように心地よくなったのでは?
 
ここからは、久留米から世界へ…「おとのたび」に出発です。
聞こえてきたのは…♪ 「そろばん踊り」!久留米の夏の風物詩「水の祭典」の写真とともに耳馴染みの曲が流れると、客席も自然と身体が動きだします。
 
♪ 「ブルガリア民謡」では、みんなで「サルサルサルたぬきワニワニ」と動物の名前を繰り返しながら13拍子を数えました。だんだんテンポが早くなって、最後は早口言葉のように!みんなついてこれたかな?
 
旅をしていたらお腹がすいてきましたね。ここでひと休み…
「おいしいおと」の絵本にあわせて、ご飯を食べるときの音を表現してみます。新聞紙をクシャっとしたり、ハサミでジョキジョキ切ったり、ブラシでゴシゴシこすったり…みんなの家にあるものが楽器に大変身!
 
オーストリア、ブルガリア、アメリカなど様々な国の曲を演奏した「おとのたび」もいよいよエンディング。見て、聴いて、参加する…子どもから大人まで一緒に楽しめるコンサートとなりました。
 
ロビーに設置したキッズコーナーでは、コンガやエッグシェーカーなどの打楽器に自由にふれることができました。普段は家の中で大きな音を出すことができない子どもたちも、思い切り楽器を叩いたり振ったり…いろいろな音を奏でることができ、より楽しい時間を過ごすことが出来たようです。
 
★来場者の感想を一部ご紹介します。
 
【保護者の声】
・子どもに聴かせるつもりで来場しましたが、親のほうが聴き入ってしまいました。楽しい時間をありがとうございます。(30代男性)
・子どもも一緒に楽しめるよう工夫されており、思った以上に楽しめた。乳児にもいい刺激になったようでよかった。(30代女性)
・日常や地元の音を取り入れてもらえたので、親しみを持って楽しめました。(40代男性)
・聴くだけでなく、楽器の仕組みを見たり一緒に演奏に参加できたのがとても楽しかったです。13拍子の数え方がとてもユニークでわかりやすかった。子ども(7歳)もとても楽しんでいました。(40代女性)
 
【子どもたちの声】
・ピアノとか、たたく速さが速くてすごいと思った。知ってる曲が多かったからうれしかった。
・一緒に歌えたり手拍子したりして楽しかったです。
・楽器のいろんなことが知れました。とても楽しいコンサートだった。
・たのしかった。もういっかいききたいな。